お読みいただいてありがとうございます。

最近読んでくださる方が多くなり

途中から見ていただいている方のために

簡単なあらすじをまとめています。

  ↓  ↓  ↓

最新のあらすじ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 
 
 
3者面会が出来なかった日
ミキはLINEで
タクヤに言いたいことを言った。
 
 
 
タクヤLINE
「コロナ大変だよな。
 
 仕事はもう完全にリモートだし
 どこも行けないから
 普段はNetflixばかり見てるよ。」
 
 
 
タクヤは時々要らぬ情報を挟み
ミキをまた怒らせた。
 
 
いや、そんなの見てる暇あるなら
土日血眼でバイトして働いて
ひとまずミキに借りているお金
これからの慰謝料稼いできて。
 
 
というか先週ミキに
引越し費用がまだ足りないと
連絡してきたよね?
 
そんな中でどうしてあなたは
暇だとか
ネット動画を見ている話を
普通にできるのだろうか。
 
 
 
しかしまぁ相手はタクヤ
言っても仕方ないとわかっているミキは
ここで一つ、
最近聞きたかったことを聞いてみた。
 
 
 
ミキLINE
「それで、和歌子とはまだ
 付き合ってるの?」
 
 
 
本当のことを言うとは思ってない。
 
けれど
聞かずにはいられなかった。
 
 
 
タクヤLINE
「ここまで知って
 付き合う人なんていないでしょ。」
 
 
 
いや、知った後に
真っ先に和歌子が連絡したのは
タクヤだったやん。
 
ミキや私との
話し合いの最中ですら
 
片時も携帯を離さず、
そして別居が決まってからも
ミキの目の前で
和歌子とやりとりしてたやん。
 
 
まぁそんなこと、言うだけ無駄か。
 
 
 
この日、
タクヤはひとまずLINEでは
ひたすら謝っていた。
 
慰謝料減額の話も
親権の話も出なかった。
 
 
ただこのやりとりを行うにあたり
ラインとはいえ
タクヤと接触しますということを
ミキは事前に
弁護士に知らせていたので
タクヤもただ
警戒していただけなのかもしれない。
 
 
やりとりを終えて
ミキはその夜また眠れなくなり
薬に頼った。