お読みいただいてありがとうございます。

最近読んでくださる方が多くなり

途中から見ていただいている方のために

簡単なあらすじをまとめています。

  ↓  ↓  ↓

最新のあらすじ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

タクヤの嘘で

勝手に病気にされていた義母。

 

だけど本当は元気で

少し安心したりもした。

 

 

 

ミキ電話

「お元気なら良かったです。

 タクヤはいつも

 お義母さんの体調が悪いからと

 実家に帰ると言ってましたから。」

 

 

 

タクヤ母電話

「そう‥でも実際は

 ほとんどと言っていいほど

 帰ってないわね‥‥。」

 

 

 

ミキ電話

「まぁ大体その辺りは

 嘘ってわかってたんですけどね。

 

 それで‥もうひとつ

 聞きにくいことあるんですが

 お義母さんは、

 どこか病院に通院されてますか?」

 

 

 

タクヤ母電話

「通院?いや、

 どこにも。

 

 タクヤはなんて?」

 

 

 

ミキ電話

「精神科にも通ってるって。

 

 だから母親は精神的に

 ケアが必要で、心配だから

 俺がそばにいてやってるんだって。」

 

 

タクヤの母は苦笑いをした。

 

 

 

タクヤ母電話

「あの子そんなこと言うの?

 精神科になんて行ってないわよ。

 

 もちろん昔から

 夫の素行には悩まされて

 おかしくなりそうだったけど。」

 

 

やっぱりね。

 

 

タクヤは自分を守るために

不倫を隠すために

お義母さんのことを

精神病患者だと言ったのだ。

 

 

ミキの母親には

【親のことは

 悪く言わないでもらえますか】

 

 

なんて、偉そうに言ったタクヤ。

 

 

自分がどれほど親のことを

バカにしているのか。

 

一番悪く言っていたのは

タクヤ本人じゃないか。

 

私はこのやりとりを聞いて

呆れるしかなかった。

 

 

 

タクヤ母

「ミキちゃんももう

 知ってるとは思うけど、、

 タクヤの父親は昔から、

 浮気を繰り返してた人だから

 姉が小さい頃はほとんど

 家に帰ってこなかった時もあってね。

 

 私も何度も離婚を考えたけど

 私が経済的に自立できてなかったから

 お金のために

 別れることが出来なかったの。

 

 だけどまさか、

 息子が同じことをするとは‥‥

 

 本当にミキちゃんに

 どう謝ったらいいのか。」

 

 

 

つまりタクヤは、父親の背中を見て

なってはいけない大人に

なってしまったのだ。

 

 

親を反面教師にするというのは

本当に難しい。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

ボーダーも、女性らしいラインの

ものが好きです。