今回はタクヤとの出会いについて

振り返ってみたいと思います。

 

スピンオフは、

ミキからの目線で書いています。

 

 

 

 

タクヤとの出会いは、職場だった。

 
 
私は、
自分で言うのもアレなのですが・・
 
 
ある企業で、
全国トップクラスの営業マンとして 
表彰があったり、
社内報に掲載されたりなどで
会社では認知度高めだった方です。
 
 
いやほんとに
自分で言ってすみません(^^;)
 
でも、本当です。
 
 
 
故にタクヤは
新人時代から私を知っていたわけで
 
 
 
それ故?
ある日タクヤから突然に
Facebookの友達申請があった際は、
 
 
 
「だれ??うーん。
 同じ会社だしなぁ。
 新人のメンバーに関わった子かな…??」
 
 
と、意味がわからず。
 
 
 
当時の私は、新人組織の指導や
同行に加わっていたため
 
関わった人数は結構な人数で
だからこそ
名前と顔が一致しないことなどは
しばしばで
 
5分だけ話をするメンバーや
1日のみ同行するメンバー。
 
関わり方や時間も様々だった。
 
 
この子は‥
私が関わった新人くんなのかな。
まぁわからないけど
承認しておこう。
 
 
 
 
奇しくもその日は5月5日で
 
 
 
 
その1年後に、私たちは入籍した。
 
 
 
 
 
ホラーだ。ホラー!
 
 
 
まぁそれはさておき
GWに申請があってから
半年の歳月が流れた年明け。
 
 
 
 
なんと
 
 
 
タクヤが
私の部署に配属されてきた。
 
 
 

 

ん?どこかで聞いた名前。

 

 

あ、Facebookで申請がきてた

あの子か!

 

 

 

私は、当時彼の上司だった私の同期に

タクヤについて聞いた。

 

 

だって、私の部下になるんだし

どんな奴か事前に聞いておかないと。

 

 

 

 

同期

「あぁ、タクヤね。

 勢いある奴だよ。売れるだろうな。

 

 ずっと○○グループ(私のいるグループ)に

 行きたいって言っててな

 今回念願叶って異動になったんだよ。

 よろしく頼むよ!!」

 

 

 

まぁ、たしかに勢いはありそう。

売れそうだな。

 

それに、会ったばかりなのに

妙に私に懐いてるし。

 

 

 

とりあえず

 

 

 

飲むか。

 

 

 

 

と、すでにもう今だと

時代錯誤かもしれないが

 

私の会社は新人がくると

仕事終わりに男女構わず

会社の近くで一杯(では終わらないけど)

飲みながら、

 

 

なぜこの会社に入ったか。

 

今後、どうなりたいか。

 

この会社で何がしたいか。

 

 

いろいろ話を聞くことが常だった。

 

 

だからタクヤも例外ではなく

飲みに誘った。

(もちろん部下だって断ることもできる。)

 

 

 

タクヤ

「ミキさん、いきます!

 僕、ミキさんの事前から尊敬してて

 一緒に飲みたかったんです。

 ありがとうございます!!」

 

 

 

 

この時はまだ

可愛げある後輩だった。

 

 

その時のタクヤは目を輝かせて私に

多くの質問をしてきた。

 

 

私もタクヤがどうなりたいか。

育成するには

どうやっていこうか考えながら

彼の話に耳を傾けていた。

 

 

でもそれは

あくまで私の部下として。

 

 

だけど後々、

タクヤから私に対しての想いは、

ただの憧れではなかった事を

知ることになる。