ここまでのあらすじ

 

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簡単なあらすじをまとめています。

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タクヤからの電話で

思わず席を離れたミキ。

私の目の届く場所にはいるが
電話はまだ終わりそうにない。
 
ミキはたぶん、あえて言い返さず
話を聞いているのだ。
 
言い返すときっと、
話はもっとややこしくなるから。
 
ねぇタクヤ、
ミキにいつまで文句言うつもり?
 
 
和歌子に電話したのは
私ってわかってるでしょ?
 
 
あなたは私の
電話番号を知ってるよね。
 
言いたいことがあるなら
私に言えば良い。
 
 
でもタクヤは出来ない。
 
 
ミキ以外には、強気に出れない。
 
 
しばらくして、
やっとミキが戻ってきた。
 
 


ミキ
「やっぱり
 和歌子がタクヤに話してた。」
 
 

でしょうね。
 

 
「それで?
 なんかすごい剣幕だったって
 隣にいてもわかったけど
 あいつはミキに何を言ったの?」
 
 
ミキ
「まずなんで
 パンダさんが和歌子の電話番号を
 知ってるのかって。
 
 それで、うちの実家の借金の話を
 なぜ和歌子に話したのかって。
 
 パンダ訴えてやる!
 
 って、叫んでて
 ずっとでっかい声出してた。」
 
 
 
はい?
 
 
 
訴えてやりたいなら尚更
なぜ私に言わない。
 
 
話すべき相手は私でしょ。
なのにミキにだけ威嚇して
どうして言わない。
 
 
 
の前に。
 

 
 
実家の借金って
  なによ
 (きょとん。)
 
 言った覚えがないけど。」
 
 

ミキ
「ん?あぁ、なんかタクヤは
 (なんであいつがそんなこと
 他人に話すんだ!名誉毀損だ!)
 
 みたいなこと言ってたよ。」
 
 
へぇ。
 
 
…ふぅん。
 
 
えぇと・・・
 
 
待って。
 


 
「タクヤって
 実家にまで
  借金あるの?
 


知らなかったー。
 
タクヤさん。
 
 
いわゆるそれは、自白ですか?
 
 
それとも和歌子に
 
私をダシにつかって
誘導尋問されましたか?