登場人物

私=おもちゃのパンダ 38歳

一応企業の主任。 ワーママ 1歳の娘あり。

 

これからの物語の主人公

ミキ=私の後輩 33歳

広告代理店でトップの売上を上げるワーママ

 

タクヤ=ミキの夫 27歳

有名企業に勤めてはいるがその実態は・・

 娘 = 2歳

 

和歌子=タクヤの不倫相手 34歳

タクヤと同じ企業に勤めるOL

 

彼女の話を少しずつ

つらつらと書いてゆきたいと思います。

彼女は今元気で、元気じゃなくて

それでも必死に生きています。

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ある夏の暑い日。

 

妊娠後期の私と私の夫。

 

そしてミキの夫タクヤと

一歳になったばかりの二人の娘

(ちびミキちゃん)とで

食事をする予定になっていた。

 

 

それはミキの提案で、

私の妊娠のお祝いをしようと

声をかけてくれて

その日はタクヤと私の夫とが

初対面の日でもあった。

 

それまでに私は何度も

ミキの自宅に行っていたが

スピード婚だったので

タクヤに初めて会ったのは

二人が入籍してからだった。

 

 

二人は同じ会社の上司と部下。

この上司というのが

ミキである。

 

タクヤからの

猛烈なプッシュによって

二人は結ばれたのだ。

 

結婚当初私はタクヤに

悪い印象を

持っていたわけではなかった。

 

むしろ営業マンらしく

その場に合わせた

会話も出来ていたと思うし

年上の私に対しては

いつも敬語で接してくれた。

 


ミキが予約してくれた会場に

私たち夫婦は10分前に到着した。

 

 

「おいしそうなお肉が

 たくさんあるね。

 お魚もいいね!」

 

 

日々食欲が止まらなかった

妊婦の私は

メニューを見ながら

夫と能天気な会話をし

ミキたち一家を待っていた。

 

 

しかし予約時間直前に

ミキからLINEが入った。

 

 

ミキ

「ごめんちょっと遅刻しそう!!」

 

「そんなの気にしないで。

 ミキのところは娘ちゃんも一緒で

 移動も大変なんだから

 慌てないでおいでーー!」

 

 

何も気にせずそう返信したが

その次のLINEには

こう書いてあった。

 

 

ミキ

「出かける直前まで

 タクヤと喧嘩してた。

 

 あいつ今日

 来ないかもしれない。」


 

あら…遅れるっていうのは

そういうことか。

 

まぁ、それなら仕方ない。

 

 

「タクヤくんがもし来れなくても

 それはそれで別にいいよね?
 お肉美味しそうだしね。」

 

 

夫と私は

さして気にも留めなかった。

 

 

だって幼い子供がいる夫婦。

 

些細なことでも妻は

旦那にイライラしてしまう時期だし

(それは私。)

 

人の夫婦喧嘩なんて
家庭それぞれの

事情があるものだから。

 

 

それから10分もたたないうちに

申し訳なそうな顔をした

ミキがやって来た。

 

可愛い娘のチビミキちゃんは

すやすや眠っていたので

まずは畳で個室のその場に

バスタオルを敷いて寝かせた。

 

 

 

ミキ

「お祝いなのに

 直前でこんな風になるなんて

 最悪だよね!ごめんね!!」

 

 

 

謝るミキに

ここはここで楽しもうよと

ノンアルビールで乾杯をした。

 

そうしてお肉を焼く準備が整った頃、

 

 

タクヤ「遅れてすみません。」

バツの悪そうな顔をした

タクヤが入ってきて

私たちに向かって頭を下げた。

 

 

 

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コロナでどこもマスクが品切れですね。

まだまだ必要そうなので

50枚入りは助かります。