22日の月曜日。


「連絡する」
その約束を守ってくれなかった。
たったそれだけのことで
ワタシの気持ちは
どん底まで落ちてた。



朝、Tサンからメール。
メールの内容は
今週も頑張ろうとか、いつもと同じ内容で
返す気にならなかった。

それでも夕方、当たり障りのないメールを返信した。

夜、Tサンから終わったメール。
すぐに電話したケド、でなかったから切った。
そしたら着信が。


「もしもし、モコ?電話くれたよね?」

いつもと変わらないTサンの声にイラついた。
はじめはなんとか普通に話してたケド、我慢できなくなった。

「…なんで連絡くれなかったの?連絡するって言ってたじゃん!待ってたんだよ!」

「え?あ…ごめんね?」

「Tサンは、謝ればモコが何でも許すと思ってるでしょ」

「思ってないよ!ごめんね…?」

この時点で泣いてしまっていたケド、これ以上駄々をこねても仕方ないことは分かってた。

「Tサンが頑張った結果、連絡ができなかったのならもういいよ。お仕事忙しかったでしょ?」

そう言って話をそらした。




もう二度と曖昧な約束はしないで。

違う。

ワタシが期待しないようにすればいい。