週末に大切な試験のあるTサン。ホントだったら毎週水曜は会う約束だったケド、勉強しなくちゃだし昨日は会わなかった。

モコは帰りに地元で有名な学業の神社にお参り。
お参りも終わって、帰ろうとした時にTサンから電話。

他愛もなぃ話をして、ふと聞いてみた。
「モコと付き合って後悔してない?」

「…うん」

「なんで今少し間があったのあせる
「僕と付き合ったってイィことなんてないのになって思って」

「そんなことないよ、いっぱぃイィことあったょ。Tサンはモコと付き合ってイィことあった?」

「たくさんあるょ」

「ひとつだけ挙げてみて?」

「うーん…一緒にいたぃと思ってくれる人がいるんだなぁって思ったり」

「モコじゃなくてもイィじゃん(笑)家族だっているし」

「家族は家族だから違うよ」


そんな感じで話してたら、バスがきたみたぃだった。
Tサンが「また連絡するね」
そう言って電話が終わった。



なんだか涙がでた。
しばらく神社のベンチでボーッとしてたらメールがきた。


「モコ いつもありがとう。一緒にいたいと思ってくれるだけで幸せな気持ちだよ。ただ何もしてあげられないことがいつも気にかかってるけど。
今度ゆっくり話そうね。
大好きだよ。」


嬉しかったケド、
悲しかった。


『何もしてあげられない』

それは事実かもしれなぃケド、そんな風に言わないで。

仕方ないことで、当然のことなのに、心のどこかで期待してることを思い知らされる。