私の好きな言葉に、
智に働けば角が立つ。情に掉(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
というのがあります。
夏目漱石の有名な「草枕」の一説。
分かりやすく言うと、
理屈だけで動いていると、人と衝突する。
逆に人の気持ちを思いすぎて、情だけで動いていると、
自分の考えを伝える事が出来ず、自分に対して、折れてばかりになる。
かといって、自分の意地を主張すると、この世は生きにくい。
これ、
明治時代の小説なのに、今の時代にも当てはまりませんか?
自分なりのモノサシを持てば、
人の世界観を尊重しながらも、
自分の世界観を持てる。
それぞれを尊重し、
自分らしさを確立して、
調和の心で生きることだってできるんです![]()
クライアント様のお悩みで、よく聞くのは人間関係。
男女関係なく、これ悩まれる方が多い。
自分の意見を言えない事で、辛かったり、誤解されたり、
ないですか?
常に耐える選択よりも、
時と場合によっては、自分の意見は伝えれるようになった方がよい場合も、
世の中にはあるのだと思います。
これは、喧嘩をする訳ではないです。
相手をリスペクトすることは常にします。
けれども、自分の心を無視しないことです。
あなたの気持ちは、あなたしか分からない部分がある。
人は、あなたほどは分からないものなのかもしれません。
人間なら、伝えないと理解されない事もあります。
伝え方、タイミング、コミュニケーションの問題
などもあると思います。
そういう部分、シータでワークするうちに
身についてきてくれたりもします。
自分を大切にして、
自分の考えを持つこと。
時には、それを伝えること。
ただし、伝え方、表現は大切です。
自分をまずは大切にして、幸せでいる。
そこから人への愛を拡散していく。
自分が幸せな分しか、人には与えられないからです。
そこに、いつも思いやりと相手への配慮を持つことの大切さ。
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