心屋さんで騒がれている、前者・後者論 が、
私にはすごく面白く参考にもなるので、またこのネタで書きます。（笑）
心屋さん 曰く、
前者・・・大人になりたくて、大人になった人。 要するに落ち着いている大人な人。
後者・・・大人になりたくなくて、大人になれなかった人。要するに子供っぽい人。
このふたつに分類されるそうです。
「前者」は他人の気持ちも、自分の気持ちと同じくらい分かります。
が、「後者」はあくまで、人は人なので自分の気持ちしか分からない部分があるそう…。
これが、私には衝撃的でした。
今までは全員が、自分の立場も、他人の立場も、瞬時に分かるものだと思っていたから。
そうです、私は心屋さん的に言うなら、こういう「前者」です。
だから、人の気持ちが察せない「後者」というのがそんな事あるのかと衝撃的でした…。
で、日本で生きにくいのは、「後者」という事になるそうなのですが、
それは何となく分かります…。
最近よく騒がれるようになった、「発達障害」や「アスペルガー症候群」、「ADHD（注意欠陥障
害）」なんかは「後者」の代表格になると思います。
が、これって私からしたら、病名をつけたがる日本では通用するだろうけどね…
っていう感じです。
私は、中国に住んでいたことがあるので、
あちらでは発達障害とかアスペルガーなんてざらにいます！！
というか、普通です。（笑）
別に皆、気にしない。そんな病気は中国じゃ問題にならない。
きっと、病気にもなりえません。（笑）
それも個性で大丈夫なお国柄、まだ貧しいから皆生きていくことに精一杯なのです。
日本は薬を売りたいからか、病名をいっぱいつけたがったり、
精神医学にはもう？な感じがします。
私は「後者」の人の致命的なのは、人の気持ちが分かりにくいっていうところだと思います。
立場チェンジができにくいから、人の痛みが分からない人がいるという…。
だから、相手を知らないうちに怒らせてしまう…。
本人に悪気はないのに。
そうなると日本では、自分が誤解されたり、が出てきますね…。
私は、金融マン時代に、後輩育成を担当しました。
大学・大学院をアメリカで過ごされ、航空システム工学を専攻され、宇宙開発のNASAで働か
れていた経歴をお持ちの方を指導した事があります。
私は、NASAの技術職から、ウチの会社は、いくら外資だといえ、保険会社の営業だから、
嫌われる事もざらにあるし、プライドが保てないんじゃないかと、彼女には、この仕事辞めた
方がいいんじゃない？って何度も言いました。
だけれども、彼女は、
「日本で、普通の人になりたい！！」
と言うのです。
それならば、と私は真剣に指導しました。
バブル世代で私よりもはるか年上の方だったけれど。
彼女は、人の気持ちが分からないらしく、
（なんでそうなるの～？）
と私は指導しながら、毎回ひっくり返りそうでした…。
営業させたら、お客様にも、
「察してください！！」
と言われてしまう始末…。
ネットが嫌いだと言ってる中年女性に、インターネットバンキングの説明を一生懸命説明しだ
したり、ちょっと相手を不愉快な気分にさせてしまう方ではありました…。
（いやいや、この方はネット嫌いなんだから、銀行振り込みの案内だよ…）
私は彼女の話の展開に、横にいて、もう気絶しそうでした…。（笑）
営業同行していても、
（頼むから、もう黙っていてね～！！！）(ﾉ_-｡)
と何度、思った事か。（笑）
私だけで案内した方がはるかに平和でした。（笑）
私は、この時シータにもまだ出逢ってないし、前者後者論も知らなかったので、
悪い人じゃないけど、何だか接しにくいなと思っていました…。
だから、近づけないのです。仕事以外では関われなかった…。
空気読めなくて上司をよく怒らせる方だったし、周りの同僚にも
「頭いいけど、なんかロボットみたい…」
と言われていました…。
彼女の場合、帰国子女が裏目に出てるのもありました。が、今なら「後者」だから、人の気持ち
が分かりにくかったんだなって思います…。
日本は、独特な文化ですよね。以心伝心とかね。海外じゃまずないですから。（笑）
外国じゃ一から十まで言うんですがね。（笑）
とにかく日本でコミュニケーションスキルが弱いとされるのは、明らかに「後者」と言われる人
だと思います。
これは勉強できる、できないは関係ありません。これはセンスというか、生まれたときに決まっ
てくるんだと思います。
心屋さんも言っていますが、「前者」は「後者」になりえないし、「後者」は「前者」にはなりえな
いと。
そんな事したら、病気になる位だそうです…。
だったら、「後者」は「後者」でいいけれど、受け入れられる「後者」がいいですよね？
彼女は間もなくして、退社されました。やはり、営業職は難しかったのだと思います。
英語を生かした仕事をします！という言葉を聞いたのが最後でした。
彼女の英語は２０年アメリカにいたからペラペラ。その方がいいわ！って私も思いました。
「前者」はこういう「後者」の事を理解できて、
「後者」は「前者」を理解できるのが、本当は理想ですよね！！
私は、「後者」の人はコミュニケーションの感覚が鈍感な部分がおありだから、
シータヒーリングでダウンロードをやっていって、感覚を鋭くしたり、また自分の潜在意識と対
話することは大切なワークになると思っています。
これらをやっていくと、もっともっと、ソフトな人になれるからです。
そして、こういう方は、天才肌の職人気質！！
やっぱり得意をお仕事にされるのが一番です。
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