海外に行くときでも国内旅行でもパッケージツアーより、個人手配で航空券やホテルを予約して使うことが多いわたしですが、これまで何度もあったのが、ホテル予約サイトでの返金処理の不備。
”~月~日までは無料でキャンセルできます”とか、”現地で支払うまで一切引き落としはありません”という謳い文句を信じたらだめだということを何度思い知らされたことか。
先日また返金がされていない事実にカード会社の明細を調べていて気付きました。
これで何回やねん・・・・っていうくらい、ホテル予約サイトを使い始めてから何度も起こっている不備です。これまで国内ホテル予約では経験ないのですが、海外ホテル予約でこういった返金処理の不備は起こっています。
わたしの場合、旅行に行くことに決めた時、自分の予定にみあうようなホテルを予約サイトで数件抑えます。実際の旅行が近づくまでに、観光する予定や日程の変更があったりするので、「~まではキャンセル無料」というところを抑えるのですが、ホテルによって一泊料金を予約と同時にカード引き落としするところがあります。予約サイトによるというより、ホテルによって違う感じです。
その返金のされ方はカード会社によって処理方法が違うかもしれませんが、わたしが使ってる楽天カードだと、予約してすぐキャンセルした場合、カード会社の引き落としと返金処理がカード会社の処理月の一か月以内だと、明細上では支払いと返金が相殺されて取引明細にどちらも載りません。
しかし今回判明したのは、昨年の11月に予約した時点で一泊分がすぐに引き落とされ明細に載っているのを、12月末にキャンセルしたところ、その後今日まで返金がされていないんです。
予約に使ったのは、Hotels.comなので、これまでにも何度も使っている予約サイトですが、返金不備は過去にもありました。
返金不備が起こるのは経験から察するところ、Hotels.com上では予約、キャンセル、返金処理手続きなどがされているにも関わらず、実際に代金を引き落としたり、返金したりは予約したホテルが直接カード会社に手続きするようで、ホテル側がその処理を確実にしないということに起因するようです。予約サイト側は、ホテルと客を結ぶ「単なる仲介」に過ぎず、カード会社に実際の返金処理をホテル側がしたかどうかを確かめてくれるわけでもなんでもありません。
ホテル側とて一個人が返金しろとわめきたてているのに、無視を決め込んだところで、「わざわざ海外まで取り立てに来ることもないだろう、痛くも痒くもないわ」てなもんじゃないでしょうか。たとえよほど流ちょうに言葉が話せる人がわざわざ国際電話をかけてまで直接ホテルに文句を言っていったとして、二つかせいぜい三つ星がついてるかついていないか程度のホテルが、”誠意ある対応”をしてくれるとは・・・(日本のホテルのようには)期待できないですよね。
もういっそ予約サイトに仲介させず、情報だけ予約サイトで得て直接ホテルに予約を取りに行けばいいやんか、という話になりますね。ところがそうしようとしたら、予約サイトで予約できる値段より途方もなく高かったりするんですよ。
なので、価格を取るか、不備が起こるリスクをとるかという二択を迫られるわけです![]()
海外ホテルを予約する場合に、こういうトラブルを回避するためには、料金がさほど変わらないなら直接ホテルに予約するのが賢明です。(ただし日本語で予約できるところは少ないです)
料金で折り合いがつかなくてしかたなく予約サイトを使うなら、キャンセルしないことですね![]()
それから、予約金を払ったという領収書を英文で印刷して旅行に持参しておき、実際ホテルで残金を支払うときに、余分に請求されていないか確かめることもした方が良いかと思います。(サイトですでに支払い済みなのに、現地でもう一度要求されて払ってしまったという人も居るようですので・・・
)
ただ、海外では大きいホテル、小さいホテルによらず、現地でのチェックイン時に、デポジットを要求されることが普通なのと、リゾート料などの名目で一泊いくらと部屋代とは別に現地ホテルで支払い要求されることも多いので、そういったことをあらかじめ予約時に確認して納得しておかないと、支払いの時点で慌てます。(リゾート料金は予約時の明細にも必ず書いてあります)
デポジットは、ホテル宿泊時以外でもWi-Fiルータをレンタル利用する時などにも要求されるのと同じ感じのやつです。クレジットカードを出すよう言われますが、その場で実際お金を払ったり、引き落としたりするわけではないのでサインは要求されません。実際にお金を払うわけではないですが、念のためカード番号を預かりますというような感じの説明をされます。(クレジットカード出せなんて想定外に言われると焦りますよねw)
他にわたしが気を付けていることは、予約確認、リコンファームです。
予約サイトで予約完了すると、こういう画面が出てきます。
予約は確定しているので、予約確認する必要はないということを書いてあるのですが、わたしは信用してません
予約サイトでした予約が現地に行くと入っていなかったというトラブルに見舞われている人がごまんといるのを知っているからです。
なので、必ず実際の宿泊日の一か月前あたりに、ホテルのアドレスを調べて直接予約確認のメールを送ります。(英語でねw)書き方はネット検索すると出てくるのでそれをアレンジして書きます。到着時刻の予定や、チェックイン可能時刻前にホテルに到着するとき、荷物をチェックインまで預かってもらえるかどうかなどをたずね、返信を求めます。空港からホテルまでの送迎をホテルに頼む場合などもこのメールで問い合わせるのが良いかと思います。
今回はHotels.comで実際起こっている返金不備の話を特にピックアップして書きましたが、わたしの経験ではBooking.comでも返金不備はありましたし、他の予約サイトでもよく起こっているらしく、ネット検索してみるといっぱいヒットします。
Booking.comなど、メールで問い合わせしたら、待てど暮らせど返信の一つも来なくて、これは直接話さないとあかんなと気長にサポートに電話してようやく話せたということもあります。
しかも、電話サポートにかけて電話が繋がるのを待っていると、「日本語の話せるサポートは空きがありません、英語でもよければお繋ぎします」とこちらが怯むのを狙ってるんか?というようなことを言ってきます![]()
それでも「よし、話したるわ、英語でもなんでも、話したるでーーー
」と構えて待っていると、あっさり日本語堪能な外国人オぺレーターに繋がったりしますwwww←![]()
ちなみに大抵こういったサポート電話は有料通話です。無料ダイヤルがあっても携帯からかけられなかったり(うちは固定電話ありませんので)料金固定ダイヤルだったりで、大抵オペレーターと話せるまで何十回もかけなおしたり、何分間も待たされたりして料金が嵩みます。
個人手配はこういうもろもろの不備に対応するマメさと、何かが起こっても引きさがらない根性と、対処する「暇」が無ければしないほうが良いということになるかもしれませんね。
そうでもなければ海外旅行代理店の価値がなくなりますよね。
こんな手間暇を一手に引き受けてくれる代理店様ありがとうございますだわ、と改めて思いました。だからやはり安すぎるパッケージツアー(てるみくらぶとかねw)には気をつけないと怖いですよね~ 手間暇かかって料金が格安とかありえないですもん![]()
今年の秋、こりもせず個人手配でヨーロッパ方面に行きますが、その下調べをしていて今から気が重いです。シャルルドゴール空港での乗り継ぎの荷物トラブルの実話など読んでいたら目の前が真っ暗になりそうです・・・
機内持ち込み手荷物だけで行くしかないのか!?とも考えるのですが、わたしの場合、一眼レフとレンズのセットが重い。
しかも今回は夜空の撮影が目的なので脚三脚をもっていかないとって思ってて。。。
そういえば、こないだのソウルからの帰りの飛行機に預けたわたしのRIMOWAのサルサエアーですが羽田でピックアップしたら足のコマが一個、台座のプラスティックから割られて引きちぎられてましたwwww これ、帰りの便だったからどうにかなったけど、現地で壊れてたらと思うとぞっとします。たとえ保険で修理可能だとしても旅行中にそんな暇なんてないですよね。ほんと、今後は手荷物だけの旅行を真剣に考えないといけないなあと。しかし衣服や化粧道具は最低限に抑えられたとしても
、カメラ一式が重すぎるという・・・ああ、カメラ女子の悲哀。![]()
追記
返金処理のことで先日から外国人オペレーターとメールをやり取りしていたHotels.comから今朝メールが届いたんですが、担当が外国人スタッフから日本人スタッフに変わったようです。返金交渉を重ねてるんですって。交渉を重ねないといけないほどの大ごとになってるのかwww
さて、引き落とされた料金、返ってくるのでしょうか。




