外科外来へ。
すでに13時。外来は終わっていて静か。
診察室に入ると、診察台に横になる様に言われ…
外科のH先生です。
はじめまして、です。
ここからH先生には大変お世話になります。
エコーをして
CTの結果と併せて
「膵嚢胞破裂による腹膜炎」
との診断。
膵嚢胞はみかんの様な硬い皮に包まれていて、滅多に破裂しない。破裂した症例がないわけではないが非常に珍しく、全国でも10数例程度。
妊婦が出産の際に破裂した例などは報告があるが、ワタシさんの場合はそうではないし、破裂した原因は不明。
この病院はもちろん、県内での報告事例もなし。
大きさは破裂した状態で残り10cmほど。元々がどの程度の大きさだったかは不明。
いつからあるかも不明。大きさからして、発見されなかっただけで、ずっとあった可能性が高い。
珍しい症例なので、治療方法も色々検討しつつ手探りになる。
とりあえず入院。期間は未定。
いずれ手術は必須。時期は未定。
マジか⁉︎
不明不明未定未定ばかりで、不安しかない…
1人で受診していることに驚かれ
(だって運転できたからさ。1人で行くよ)
家族に連絡をしてくれると言うので、夫の番号を教えました。
途中、総合病院に行くことになった、CT撮ったら膵臓に腫瘍が見つかった、とLINEで連絡していましたが、突然病院から電話が来て、さぞびっくりしたことでしょう。
夫、ごめんね。
病棟の準備が整うまでの間に、MRIと心電図の検査を受けることに。
MRIの前に病院に到着した夫と合流。
仕事早退して来てくれた。ありがとう。
検査終わって外来に戻ると、病棟の準備ができたらしい。病棟へ移動。入院です。
大部屋は6人部屋。ありがたいことに窓側。
後々、この場所がワタシの定位置になる。
次は、H先生からの説明がありました。