その存在に全く気づいてなかった膵腫瘍。

職場で健康診断を毎年受けていたけど、特別引っかかることもなく。


発覚後、主治医に言われました。

膵臓はCTやMRIじゃないとなかなか分からないことも多い、と。

そんなこと、知るかー‼︎

健康診断で問題なければ、大丈夫だと思うもんじゃないの⁉︎


でもあとから思えば、

「あれってもしかして…」ってことが一つ。


それは、年に数回鳩尾辺りがキューーっと締め付けられるような激しい痛みがおこっていたこと。

頻度は3ヶ月〜半年に1回とか。

痛いのは30秒〜1分ぐらいかな。


いつからだろう?

正直いつからその痛みがおきていたか覚えていない。

でも10年以上前から発作の様な痛みは度々おきてた様な気がする。

でも常に痛いわけではなかったので、「ストレスたまってるのかなー?」程度で、あまり大事には考えてなかった。


2023.6〜7月頃

胃の辺りに不調を感じ、近所のかかりつけ内科を受診。胃や腸の薬を処方される。

飲んで良くなった感じもしないけど、痛くて仕事にも行けないーなんてこともないし、騙し騙しながら過ごしていた。


9月のある夜。

寝ていたら、鳩尾辺りに突然の激痛。

横になっても、起き上がっても、立っても、何しても痛い。体の置き場所がない感じ。ずっと痛い。

有給の残りが少ないから、仕事終わったあとに病院に行こうと最初思ったけど、痛くて痛くてとても仕事どころじゃない。

朝イチまで待って、職場に欠勤の連絡をして。

夫から予約なしでも胃カメラ撮ってくれる胃腸科内科を教えてもらって。

なんとか自力で病院まで。

これでも「ストレス性の胃炎」だと信じて疑わないワタシ。


初診でしたが、とりあえず診てもらえることに。


「ワタシさん、診察室へどうぞ」

と呼ばれ、診察室へ入るも痛くて痛くて。

診察台へ横になる様に指示されるも、ベッドに登って横になるもの一苦労。

そんなワタシの様子を見て

「それほど痛いってことは何かあると思う。うちで胃カメラ撮ることはできるけど、何かあったら大きな病院へ行って、そこでもう一度撮ることになるだろうから。それも大変でしょう?

紹介状書くから、このまま行きな」


どういうこと? 何かって何?


そう一瞬思ったけど、痛みで色々考える余裕もなく。

もらった紹介状片手に、市内の総合病院まで。

自力で運転して行きました。


今にして思えば、よく運転して行ったよなー。

この先色々な方に、一人で運転してきたことを驚かれます(笑)


総合病院では最初消化器内科を受診。

待合室のベンチで座って待つのはキツい状態だったので、外来処置室のベッドに寝させてもらう。


しばらく待って消化器内科のK先生登場。


問診のあと、CT検査へ。

人生初のCT。

痛みでヨロヨロしながら、地下の検査室行って、撮って、また外来のベッドで横になって待つ。


K先生再登場。

「膵臓に腫瘍があります」


はっ⁉︎


「それが破裂したことが、今回の痛みの原因かと。破裂したものの処理の手術が必要になりますが、緊急で手術するかどうかは、外科と相談になります」


はぁっ⁉︎⁉︎


この瞬間が、腫瘍発覚の瞬間。

頭の中は

「⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎(パニック)」

でした。


次は外科外来です。