ルナショックどころじゃない仮想通貨界隈激震の予兆 | 仮想通貨や暗号資産、ビットコインに乗っかるニートおじさんのぼやき

仮想通貨や暗号資産、ビットコインに乗っかるニートおじさんのぼやき

投資歴15年ちょっとのおじさんの日々。
株投資少し、暗号通貨市場をメインにしました。


専業生活からクソみてーな損をして再び兼業生活に戻り、また専業に戻り、を繰り返しています。

はいこんばんは。

 

 

 

シリコンバレー銀行日足

 

 

シルバーゲートキャピタル日足

 

 

 

さて、仮想通貨に特化した銀行が潰れ、ユニコーン企業への投資で大きくなった銀行が潰れ、その銀行に資金の8%ほどを預けていたUSDCのペッグが剥がれています。

 

ステーブルコインはたくさんありますが、直近ではテラルナショックのUSTもステーブルコインだったものが0.001ドルとかになりました。

ステーブルコインは1ドルになるように諸々が設計されているわけですが、何らかの要因が保たれなくなった場合、当然に無価値になっていくわけです。

 

テラルナの時もペッグが剥がれてから1日半ぐらいの間、70セントとか50セントあたりをウロウロしていましたが、ステーブルコインは当然に他の仮想通貨に比べてその価値基準が違います。

 

安定して1ドルを保てなくなったステーブルコインからはとてつもない速度でお金が抜けて、お金が抜けるということはそのコインの優位性が無くなり、またデペッグしてしまったという事実がステーブルコインの信用にとっては致命的な出来事となります。

 

というのも、ステーブルコインはUSDTが最も使われていますがそれ以外にもバイナンスが扱うBUSDやらDAI(こちらもデペッグ中)などなど、様々あるわけで、別にUSDCでなければならない投資家は世界のどこにもおらない訳です。

 

そうしますと、大きな資金を運用する人ほど危険なステーブルコインからは早々に資金を抜き、資金逃避が表に見え始めるとそれを見た投資家が更に資金を抜きます。

 

そうこうしているうちに数日で運営母体がバンザイしてしまうという事です。

 

FTXは数兆円が行方不明ですし、これの責任追及などは始まった所。

 

そこへきてアメリカのハイテクには明らかな陰りが見え、そこに投資していた大きな銀行の倒産が起きたのが今週でありました。

 

さて、銀行倒産といえばリーマンショックを思い出す他ありません。

 

相変わらずインフレ率は高く、アメリカの雇用統計などの数字も楽観的なモノが多いように感じますが、果たしてどうでしょう。

 

 

私は今年、米国株式市場が大きなリセッションをすると考えています。

 

ステーブルコインが駄目になろうがその程度で仮想通貨全体がどうこうなるわけではありませんが、現状の様子を見る限り、買い場はまだまだ先なのかなと考えております。

 

恐らくあと1週間様子を見れば、USDCの行方は決まるでしょうが、恐らくは駄目なんじゃないのかなと私は考えています。

 

いずれにせよ、新規ロングを積極的にしたい場面ではないように思います。

今週もお疲れ様でした(´∀`)