障害者に意思がないなんて言わせない 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の事件 8年目の決意 | NHK | WEB特集 | 障害者施設 殺傷事件https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240730/k10014525081000.html


事件から8年。被疑者の発言と行動は許されるものではない。


ただ、老人介護施設や障害者施設では、ルーティン業務的に仕事をしているのも事実だろう。


私には暴言を吐き続けた妹も老人介護施設で介護士として働いている、ひとりひとりに丁寧に世話をしているといつも時間が伸びて、同僚から早くしろと督促を受けているときいたことがある。


このインビューに答えている人が、被疑者にそうした意識をもたせたのは自分たちかもしれない、園の指示どおりの働き方をしていたのも原因かもしれないとも言っていた。


高齢者も障がい者もそうなりたくてなってわけではない。また、介護士もできるだけ丁寧にしたいと思うだろう。


だけど余裕がない。介護事業者は、むしろ経営難で廃業が増えている。


共生社会ではあるが、利用者側の家族の施設側への感謝のしるし、謝意の表示は十分だったろうか。

丸投げにしていないだろうか?

施設運営者はコストばかり気にして、流れ作業になっていないだろうか…。


外側から見ていると、金銭的に裕福な施設利用者はそれなりの待遇をされるが、そうでなければ雑に扱われてもしかたない的な風潮を感じるのは穿ちすぎだろうか…。


共生社会とはなにか…もう一度、考えることは必要なのではないか?と改めて思いました。