https://matisowa.jp/9931/7/


月組の公演フォトグラフらしいです。

演出家は、機械学科卒ながら宝塚の演出家助手に応募したそうです。


想像するに、一人前になるまで、丁稚奉公扱で、まさに、パワハラに耐えて今の地位に就いたのでしょうね。


そうした前近代的で、昭和の悪しき慣習にならされた演出家が、俳優を指揮して、舞台を作る。


芸能に無理解の親会社と前近代的な昭和理論の演出家に仕立て上げられたタカラジェンヌ。


15歳からある種の洗脳された価値観。


芸事は厳しさも必要…という意見があるが、罵声を浴びせる必要があるのだろうか?


罵声を浴びせて芸に磨きがかかるのかな?


ふつうの会社でも感情論で罵倒されたら、やる気なんてなくなるのだが…。


指導という名の暴力。その見本がPL学園野球部であったではないか!


そして、チケットノルマの達成次第で役が貰えると言われてはや25年。


もはや才能ではなく、売上史上主義でしよう。


伝え聞くに、歌も芝居もダンスも周りと何ら変わらなくてもトップになれる時代だとか。


早くから私設ファンクラブやタニマチを見つけたもの勝という、芸事は関係ない世界。


芸事は、どこも同じかもしれないが、親子伝承の能・狂言、歌舞伎は致し方なしだが、タカラジェンヌごときで、『伝統』などとは片腹痛しでしかない(笑)。


宝塚歌劇団が、ほんとの意味で芸術性を高めるには、タニマチや私設ファンクラブに頼らない販売手法と、チケットノルマに応じた役のあてがいの廃止、過去の不祥事、つまり96期事件や今回の事件に対する厳正な俳優の処分と謝罪なしに未来はないであろうな。


いまのままでは、ただの習い事の延長でしかないからな~(笑)。