『テンダーグリーン』

ナツメさんが愛した詩。80年代を生きた花組生なら愛唱する歌。

宝塚を知る方なら誰もが聞いている歌。

パワハラ行為者は、胸を張って歌えるのだろうか?

心は痛まないのだろうか?


そして、実の母を知らない私、愛情を知らずに大人になった私。

私には、切なすぎる詩です。



もしも心に 想い運ぶ翼あれば

伝えてほしい涙 喜びと
だから変わらぬ 重さの命なんだと
願いは誰も同じと 親しみを込め
もしも星の夜なら身を寄せて眠れ 嘆きさえも 愛しい息づきだから
もしも深い森なら木漏れ日に踊れ
触れた心 想いは残るのだから
なぜ苦しむのだろう
なぜ悲しむのだろう
生きていることが辛いなんて思いたくはない
命は愛おしいと抱きしめてみればいい
その手の温もり伝わるなら 恐れは消え去る
体の傷より 痛む心よ
共に生きてる命の親しみをもて

もしも星の夜なら身を寄せて眠れ 嘆きさえも愛しい息づきだから
もしも深い森なら木漏れ日に踊れ
触れた心 想いは残るのだから
心の翼よ いま
届かぬ想いをのせ
愛しい命のもと 羽ばたけ願いをこめ