阪急電鉄・宝塚歌劇団のいじめ…パワハラ問題。

世の中にはいじめ、パワハラで自死を選ぶ方は、残念ながら後を絶たない。

ただ宝塚歌劇団という表面上できれいごとを標榜しているから、余計にクローズアップされる。
『清く正しく美しく』をスローガンにしているから。

パワハラ防止法はあっても、あれば努力規定でザル法だから、所詮は人間の良心に委ねている。

思うに阪急阪神ホールディングス傘下企業ではハラスメント教育はしてきているハズです。

上場企業でないことはないです。

先日紹介した毎日新聞の記事に『芸術至上主義』がありましたが、たぶん芸の道だから厳しくて当たり前、完成度を高めるには厳しく…という意識が根底にあって、阪急電鉄は宝塚歌劇団での日常に鈍感になっていたのだろうなと。

また一方で、収益性向上のために、役をエサに俳優にチケットノルマで追い詰めて、過剰なストレスを与えていたんだと推察できます。

そのストレスは、指導と云う名ないじめになり、下に下に圧迫していく負の連鎖になったと推察される。

そうした慣習が20年も続けば、もはや誰も疑わないルールであり、掟である。

オツムが18歳で止まっている彼女らたちは物の善悪すら分からないまま大の大人になっていく。

憐れではあるが、いじめをいじめと認められない思考になっているのは、舞台人以前に人間として終わっている。

気の毒だが責任を取らないと何も変わらない。

知らなかった、分からなかったで済むなら警察はいらない。

もう一度、個人の責任を考えなければ、宝塚は変わらないだろうと思いました。