かつて、昭和陸軍は『満州(現在の中国東北部)は日本の生命線』とプロパガンバをしながら、資源開発や権益確保 にばく進して、アヘンの生産を奨励し、河北から江南地域に販売して暴利をむさぼっていた。

そして世界から非難されながらも満州国を作り、関東軍は暴走し、日中戦争へとつながり、アメリカの経済制裁を受けて東南アジア、手始めにベトナムを侵略するにいたり、日米戦争に至ったことは世に知られた事実です。


翻って阪急電鉄は、宝塚歌劇団を収益化することに奔走し、生徒にチケットノルマを私設ファンクラブやタニマチに依存し、宝塚歌劇団の設立時の理念を捨ててばく進してきた。

これは、旧満州の権益確保を目指した昭和陸軍に似ていないだろうか?


世間の非難を浴びているにも関わらず、宙組事件の責任を明確にせずに、宙組公演を再開し、お茶会を再開した。こうしたヅカオタを煽り世間を敵にするやり方は、旧満州国を作り、ベトナムを侵略し、日米開戦に至った昭和陸軍に似ていないだろうか?


私には昭和陸軍の暴走と阪急電鉄の愚行がオーバーラップしているように見えてならないのです。


結果は、歴史が証明しています。


倫理や誠実さに欠ける組織はいずれ破滅すると思っています。