先に養母方の複雑な家系に触れました。
記録の為に父方編を残します。
私の実父はとある在阪の私鉄経営者の一族です。親族は近畿地方の地銀役員や地方議会議員がいたり、会社経営者、警察官僚を排出してきた一族です。
私自身は妾腹の子だったようで、死産だった養母Tと従兄であるCに預けられる形でもらわれ子にされたようです。
死産にあたって、産まれたばかりの私を入れ換えて育てさせたようで、私は養母Tに実子のK子ができるとぞんざいに扱われ、虐待されてきました。
前にも書きましたが、CTは実の親ではないだろうなと物心ついたときから感じていて、家庭環境に納得がいかなかった。
ことさらに虐げられるなが、イヤだった。
養父Cはいつも酒乱でDVだった、殺意を抱きながら這いつくばって生きていた。
許せなかった。

実父が大往生したときに、私は一門の惣領になったときに、Cは親ではないと実感した。

そのときから、私は養父母CTをいつか捨てると心に決めた。
暴力に暴力ではなく、もっともきつい仕返し、意趣返しをしてやる‼️と心に決めて。

そんななか、養父Cは60を前にもガンで亡くなった。養父Cはムンクの叫びみたいな苦痛に満ちた顔で亡くなっていた。
CからはTのことを頼まれなかった。Cは自覚していたのだろう。私が嫌っていることを。
そして、TはCが亡くなってますます横暴の限りを尽くしていた。私はCが亡くなっても20年ちかく辛抱していた。
だが、異母兄の奥さん。つまり義姉から私が妾腹の弟であることを聞かされ、遂に養母を切り捨てた。
何十年といたぶられてきた恨みは一言では片付けられないほどだが、何を云うよりも切り捨て、義絶することが最大な意趣返しだと思ったからだ。

そして、いまは鬼籍になった異母兄姉と実父の間に成仏を祈っている。