あまりの衝撃に、私も黙っていられずに、25年の年月を越えていろいろな過去の話や見聞きしてきたことを交えながら批評してきました。

そして、アクセス数は右肩あがりに増えてきました。

私よりも年長のタカラジェンヌOGとの交流から見えたこと、25年以上前の宝塚歌劇団の雰囲気、私が子ども時代に出会ったお姉さま方の印象と、昨今、叩かれている方々の様子を比較したりしながら批評してきました。。

思うに、私は一番よい時代の想い出を掴んだときにファンを辞めたんだな~と感じています。

宝塚の理想は、舞台上だけなんですよ。


舞台を降りた生徒、舞台の裏側に潜んでいる人間性が、今回の事件で露見したんです。そういうことだと感じました。

舞台で見せる顔と舞台裏の人間性は全く違うということなんです。



パワハラ行為者もただの人間です。他人を自死に追い込むような行為をしたことにはかわらなくて、それが、悪意がらあろうとなかろうと。

パワハラは事実としてあった。それは阪急電鉄、宝塚歌劇団も認めている。

そうなんです。そうしたことは悪しき慣習の積み重ねだったんです。

ただそうしたことが、昭和の時代的には見えなかった、またそうしたことが比較的軽微だっただけなんです。

誰も見てみない振りをし、見えたとしてもギリギリ許容できる時代だったんだと。

でも、やはりいじめやパワハラはダメだということ、刑事告訴されなければ問題ないなんてことはないのです。

人として、相手を尊重しなければならないし、一方で個人の尊重を理由に不当な要求をしてもならない。

それはどこの組織でも同じです。

やはり世の中は不寛容な時代になったな~と寂しく感じています