昨夜、知り合いのトップスターと娘役トップの逸話を3連投したわけですが、イマイマの宙組問題は、私が聞いた話を凝縮して、こじらせた結果なんだろうなと、一夜明けて、冷静に読んでみて思いました。
加害者とされる人は長年にわたり2番手に留め置かれていたと聞きます。
ある種の気の毒さを感じますが、だからこそ、不遇の時代を知るからこそ、下の者に対して寛容であってほしかったなと思います。
いままで虐げられ、不遇だった反動でパワハラをしてもヨイなどという理由はないのですから。
そして、そういう人には取り巻きができて、集団で苛めをします。
これも同調圧力が働くからでしょう。
あと『上げ』『下げ』。なんと不毛なしがらみででしょう。
あれなんかも上級生がマウントを取るためにできた慣習なのでしょうね。
ふつうの会社で言えば、平社員は当然、社長にはモノは言えない。平社員→課長→部長→社長ってなりますが、従業員が少なければ、社長との距離も近くて、直接、平社員に『お~い。これどうなっている』なんてざらにあるわけで。
宝塚の組は80人くらいですか?中小企業なみなわけで、いちいち『上げ』『下げ』んていうくだらない伝言板ゲームをしていたら、前に進まないわけで。
私が知っている80年代の組はトップスターが、組子を自宅に呼んでは鍋パしたりしていたり、下級生にたいして、日頃からケアをしていましたよ。
やはり公演回数がすくなく、牧歌的で、自分を立てろ的な自己顕示欲が少なかったんだと思います。
まぁ、下級生にはできるだけ舞台に立たせて上げた方がよいのでしょうが、オレサマ的な質の悪い、不良アバズレみたいになっている上級生たちは、阪急ブランドを棄損するので、辞めていただきたいなと心底思います。
なぜなら『朱に交われば赤くなる』と言って、汚水に浸かれば、どんなに綺麗な心も汚染されますから。