まもなく2023年会計年度末。2024年5月には2023年度決算発表。6月には株主総会です。
それまでに、宙組のいじめ・パワハラの事件、ご遺族に全面謝罪して、加害者とされる所属俳優にも謝罪させることはできないですかね~。
阪急・阪神ホールディングスさん。

まちがいなく阪急ブランドは失墜しますよ。

これは、長年にわたり企業リスク・コンプライアンスを担当してきたサラリーマンの感想です。

ご遺族側は、名うての弁護士が付いていて、しかも言い逃れできない証拠とも言える悲痛なLINEメッセージもあるし。
なんなら週刊文春の記述すら、その裏付けに証拠をとるために文春に取材元に証言をとりに行かれかねません。

文春も完全に社会正義を振りかざして報道していますから、協力要請があれば応じるかもしれません。

リスク対応としては、初動からミスしていますが、もはやここまでくると、全面的に謝罪なしに収束しないでしょう。

そして、改善すると言っていた過度な公演スケジュール。平日1回、土日祝2回に戻しませんか?
別箱公演、地方公演を減らしませんか?
して、団員、スタッフの過重労働をへらしませんか?

その代わり、有料動画配信を増やして減収を抑えませんか?

いくら、コロナ感染が5類に移行しても、現に感染者が出て、急遽休演して、遠方のファンから宿泊交通費を返さないのはおかしいと非難されていますよね。

これもリスク想定していないですよね。

そしてチケット難民の解消も考えませんか?

私設ファンクラブ頼みのチケット販売、会社経営者を親に持つ団員頼みの貸切公演チケット販売を抑えませんか?


もうふつうにチケット販売しても、売れ残ることはないのではないですか?

いまのままでは、尻すぼみで、じり貧になると思いますよ。

むかし米内光政海軍大将が『じり貧を避けようと賭けてドカ貧にならないように』と名言を残してますが、いま、宝塚歌劇団は危急存亡の時ではないですか?

宝塚歌劇団は阪急の文化財で、利益源ではなかったハズです。

阪急電鉄の『お荷物』だったとしても、よそのお嬢さんを預かっていたハズです。

行きすぎた商業主義は宝塚歌劇団には似合わないのではないですか?

いまの問題を収束させない限り、いずれドカ貧になるのではないでしょうか?