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損保ジャパンとビックモーターの問題。


その前に、私がかつて、もうかれこれ20年前にとある大手損害保険会社にいたときの記憶を書きましょう。


だいたい損保ジャパンの母体、旧安田火災海上保険は、全国の板金工場、自動車修理工場を長年に渡り兼業代理店として囲い混んで、自賠責保険の寡占状態にしてきた歴史がある。

その延長線上に中古車屋を代理店にしてきた歴史がある。

そのうえ、旧安田火災海上保険は、他社の損害保険会社が自動車修理工場である代理店に乗合い提案すると妨害をするなと地廻りの893みたいなこともしていた。


さらに旧日本興亜損保も、中小企業向けの火災保険や賠償責任保険の分野で、不当に保険料を割り引きをするなどして、他社損害保険会社から契約を奪うなどをしていた。


なので、営業スタイルが乱暴なので、彼らを893火災と揶揄していた。


で、ビッグモーターは中古車屋ですが、30年前なんかは、中古車は金融質が付いていたりする曰く付きのものと見られていた時代があり、堅気の商売とは見られていない時代があった。


私が25年前に新卒で入社した、かつて大阪にあった某家電メーカーの金融サービス事業部門は、大阪市城東区か都島区にあったハナテン中古車センターに融資をしていて、この融資が焦げてしまったことがあった。。


私は当時、家電メーカーの経営企画部門にいたが、金融サービス事業部門がハナテン中古車センターに融資するのは危険だと忠告したが、撥ね付けられたことがありました。


そんな中古車屋を吸収したビッグモーターがキレイな会社なわけもなく、この事件で、『あ~ぁ、893火災保険に、893な中古車屋かぁ。そうだよな~』って感じました。


どっちも業界の面汚しだから消えてしまえばよいと思っている。