前にも書いたかもだが、生い立ちにおいて金銭的に不自由をしたことはなかった。毒親で体罰、暴言、暴力を受けたが。毒親は学歴コンプだから私には高学歴を求めた。
「親は親足らずとも子は子たれ」と躾られ、学業、品行ともに人前に出て恥ずかしくないよう、先代惣領や歴々たる一門に恥じないようにした。
だから浪人もしたが、人様に胸を張って云える難関国立大も卒業した。
毒親に強いたく投げられた分、国立大に進学したのを機にひとり暮らしをした。
もちろん、学費、生活費の全てを毒親に出させた。
もちろん、その事に関しては一縷の感謝もあるが、しかし、それまでに受けた仕打ち、残虐な行為は許せないから、出して当たり前だろうと思った。
でもその当時、血が繋がってないとはしらなかったから、腹立ちだけだったが。

大学を卒業してとたん、「あとはひとりで生きて行け。」と毒母。
新卒で会社寮暮らしが始まる。その一方で「進学させてやった費用を返せ」と親とは思えない暴言。もちろん無視したが。そもそも、その学資の出所は私に毒母の養父母が私の将来に残してくれたもの。
百歩譲って、毒親から受けた慰謝料と相殺だ。
病弱な私を遺棄しようとさたり、首を絞めて殺そうとしたり、木製バットで殴ったり、毒父母に毒妹にやられっぱなしだった。
毒親の都合で見合いもし、別れさせられもし、さんざんな目にあった。
それでも「親は親足らずとも子は子たれ」といいきかせてきたが、許せないものは許せないから。
毒父はわかっていたのだろう。私が伯父子であることを、だから死に際に「N子、おまえにはKがいるからあとは大丈夫やろ。ロバートのことは諦めろ」と云ったらしい。
つまり、本当のロバートは死産で、いまのロバートは毒父の伯父が脇腹に産ませた子で、ロバートととして出生届をだしたのだと。
そう思うと毒父の方がまだマシだなと。毒母のことは、私は一生許さないと心に決めたんです。