33回目の結婚記念日。
6月30日だが、確か、入籍日は、29日だったはず。33年前、結婚届は、どちらかが1人で提出したはず。たぶん、それは私だったと思う。 ドラマでは、だいたい2人で役所に出向いて提出しているよね?
それが普通なのかな?
寂しかったのを覚えている。
そんな私たちだが、33年もった。
お互い頑張ったよ。
2人で乾杯した。
カジキマグロの香草焼き。
下に敷いているのは、ラタトゥユとソース。
お肉はこの倍量ありました。
2回に分けて、焼いて頂きました。
にんにくチップが、カリカリで美味しかった。
左は、よもぎの生麩と赤こんにゃく、茄子。
写真はないけど、玉ねぎとかぼちゃもありました。
ガーリックチャーハンと味噌汁(湯葉とわかめ、白葱)。
食後のデザートとコーヒー付き。
美味しかったです。
写真を撮ってくれたお姉さんに、
「33年です。」
と、嬉しそうに言う夫。
私は、その時、どんな顔をしていたのだろう。
お店を出た後、
「美味しかったね。食べたい物が食べられて、幸せだわ。連れて来てくれてありがとう。」😊
「そうやなぁ。動けるうちに、食べたい物も食べに行かないとね。」
そんな会話をして、暫く散歩した。
横並びに歩いていたが、半歩くらい夫の歩く速度が速くなった。
いつもなら、先に行かない様に、夫の片腕を掴んで歩いている私だが、この時は掴んでいなかった。
いつもなら、2人の距離はどんどん離れていってしまう。
ところが、その時、夫が、
「歩くの速い?」
と、私の方を見て言ったのだ。
そんな事言われたのは、初めてだ。
どうした?夫。
そうだ。
最近、私と一緒に歩く時、夫の歩く速さが遅くなっている。
明らかに、私に合わせてくれている。
1人の時は、もっと速い。
今までにはなかった事だ。
罪悪感が…。
あぁ、私は、これから先この人と歩いて行くんだな…。
と思ったのだった。