前のブログにコメントありがとうございます。

高齢者の大腿骨骨折って、多いのですね。

90歳前後でも、手術をされたと知り驚きました。

母は、今年84歳。

まだまだこれから骨折するのかもしれませんね。

覚悟しておきます。😅








面談は、直ぐに行われた。

整形外科の医師Sは、レントゲン画像を見せ、内科医と同じ様な説明をした。



やはり手術だそうだ。

完全に骨折している為、人工骨頭置換術を行う。




手術日は、2日(木)9時半〜

9時過ぎに来て欲しいと言われた。




9時半〜全身麻酔

1時間後の10時半〜手術開始(約1時間)

その後、主治医から手術後の説明がある。

昼頃には終わるらしい。




母は、貧血があり、今の数値が9.8の為、手術前に輸血が必要らしい。

医師からは、



「9.8しかないので。」



と言われたが、6.8まで下がった事があるので、



9.8でも低いのね。



と、私は思った。



ネット情報だと、貧血の値は、


男性の場合は、13g/dl以下

女性の場合は、11g/dl以下



になると、貧血と認定されるらしい。

輸血は、30日に行われる。



そして、入院時に聞かれるお決まりの言葉


皆さんにお聞きしているのですが、

延命治療について、お母様とお話された事はありますか?

どの様にお考えですか?


と聞かれました。



母と話をしたところ、本人も私も延命治療はしないと決めています。

点滴や胃瘻などは希望しません。



とハッキリ言ったところ、驚かれて、



点滴はさせて下さいね。

人工呼吸器も、手術後につける場合もあります。

手術中も、急変した場合は、そういう処置もさせて頂きます。



と言われたので、



母は、痛みにとても弱いです。

痛みを取り除く治療はして下さい。

治療は、治る可能性がある場合で、本人が苦しくないのなら希望致しますが、治る見込みがないのに点滴で寿命を少し伸ばす様な治療は、希望しないという事です。



わかりました。

では、心臓マッサージなどはどうされますか?


希望しません。



わかりました。



その時の会話を思い出して書いていますので、この通りではありませんが、だいたいこんな感じです。



延命治療について、家族として「やりません。」と言うのは、非道な感じがして躊躇すると思いますが、



寝たきりで、天井を見たままで生かされる状態。

それでも、数ヶ月生きたいと、本人は思うのだろうか?



という事なんです。

私は、母に確認したところ、



「そんな処置いらない。」


と言いました。

もう少し突っ込んで聞いてみたら、



痛みなく、眠るように死にたいのだそうです。



私は、自分に置き換えて考えました。

私も母と同じです。



妹は、看護師でした。

35歳の時に急性白血病で入院し、1度寛解して退院して喜んだのも束の間、1ヶ月で再発。

病気が発覚してから、8ヶ月で亡くなりました。



最後に妹は、



「もう、そろそろバイバイしようかな。」



そう言ったのです。

あらゆる抗がん剤も効かず、辛かったと思います。その時、私は、黙って妹の手を握る事しか出来ませんでした。


その後、痛みを緩和するモルヒネのみで、数日後、眠るように亡くなりました。



母も、こんな最期なら良いかな。

って思います。



あっ、骨折では死なないと思いますけどね。



延命治療についての話です。



2日に手術をしたら、2週間後の16日に抜糸致します。特養に戻られるのですね?

それなら、16日以降に退院して、戻れると思いますよ。



そうなんですか。

ありがとうございます。



何か、他に質問はありますか?



いえ、ありません。



もし、帰られてから聞きたい事がありましたら、いつでもお尋ね下さいね。



はい、ありがとうございます。

たぶん、何もないわ〜😅



主治医は、ハキハキとした私より5歳くらいの歳上の男性でした。

安心してお任せ出来そうです。