夢中になって読んでしまう本に久しぶりに出会った。

 

 

 

西加奈子さんの「くもをさがす」

 

 

 

 

西加奈子さんのインタビュー記事をたまたま読んで気になっていた本

 

忘れたころに何気なく訪れた地元の本屋さんで目にとまり、最後まで読める自信がなかったけれど購入した。

 

 

 

 

 

読んでみたら止まらなかった。

 

 

 

「生きる」ってこういう事なのかもしれない。と

 

読み進めていくたびに現れるたくさんの言葉が

まるで魂に語り掛けてくるかのように、なお心に響いている

 

 

 

 

 

 

 

 

4月の末に6日間かけて沖縄へ行った

一人旅だった。

 

 

 

沖縄を訪れたのは高校生以来

 

初めての土地に訪れる感覚だったし、同じ日本とは言え距離的にもわたしにとっては大きなチャレンジだった。

 

 

 

ただ旅の最中、わたしはひとりだけれど独りじゃなかった

 

 

 

わたしを心配しながらも、快く受け入れて送り出してくれた両親と

 

旅の最中に連絡をくれ、常に見守ってくれ支えてくれていると感じる人の存在がずっといたからだった。

 

 

 

そして、そんな人達の存在がなければ

一週間近く滞在した沖縄を楽しむなんてことは、とてもできない

 

ましてや

行こうという決心がつかないという弱いわたしがいたということを

 

西さんの本を読んで改めて思い出していた。

 

 

 

 

 

一人旅をしていることを「かっこいい」と言ってくれるひともいたけれど

 

事実をみると真逆だったんだった

 

 

 

 

 

 

 

 

西さんの本はまだ読み進めている途中なのだけれど

 

思わず、今感じていることを残しておきたくなった。