恋愛マッチングの秘けつは“相性の科学”と“相手への深い理解”
あなたは恋愛の勝利者だろうか? あなたはAさんが好きだとしよう。あなた的には恋愛中である。やれやれと疲れた残業帰りの電車で、AさんのTwitterをチェック。「今、展示会準備中で~す!」、クリエイターであるAさんの書き込みを読む。あなたは胸を踊らせて返信、「がんばれよ。車で迎えにゆくよ」。君のフォローにAさんは「しめた」とほほえんだ。「帰りの足確保」と。
出迎えたあなたはハンドルを握る手に汗をかく。Aさんの笑みで心臓がドキドキする。だが天然キャラのAさんはこう言う、「彼女できた?」。あなたは心の中で「君こそ彼女なんだ」と絶句して、アクセルを急加速。しかし、「こうして点を稼げば、いつか振り向いてくれるさ」と、盲目の恋ゆえに心のブレーキがきかない――。
細部やイニシャルは変えたものの、これは実話。なぜ、「アイしている」が「アッシーしてる」になってしまうのか? どうしたら男と女はマッチするのか? 結婚情報サービス企業に訪れてさまざまな恋愛の疑問をぶつけてみた。
●マッチングが第一
「自宅に居ながらにして婚活ができます」、マッチ・ドットコム ジャパン(match.com)社長の上園尊仁さんは言う。
match.comは世界で1500万人、日本だけでも100万人の会員数を誇る、世界最大の恋愛・マッチングWebサイト。年間40万人(世界)ものマッチングをサポートしている。
「たった今、14万人がアクセスしています」と上園さん。
インタビューは平日14時過ぎである。この時間帯で14万人! 会員の職業は会社員だけでなく、看護婦さん、多忙を極める経営者、出会いが少ないジャーナリストやSE、時間があるリタイヤ組、就労時間が不規則なクリエイターなど多様。土日となれば30万人がアクセスし、紹介文を読み合い恋文を書く。
登録会員の検索やプロフィール情報、婚活ヒントなどすべてオープン。だが相手へのアプローチは会員だけができる。そこが巧みだ。さらに25カ国でサービスするmatch.comだから、海外の人とのマッチングも可能。昔赴任して気に入った場所で海外マッチを探す、国内でもUターンやJターンで、都会と地方のマッチング探しもできるのも魅力だ。
●コツは誠実さと具体性
「ポジティブかつ具体的に自己プロフィールを書きましょう」と、自己プロフィール作成のアドバイスする広報担当。
目標は「会うこと」なので、「今の仕事のここがやりがい」「こんな過ごし方が好き」と前向きに書くことが大事。趣味も「映画が好き」ではダメ。例えば、「『ハートロッカー』のジェームス軍曹の冷徹さに震えた」と具体的に書くべし。そうしないと、何十万人の中で埋没してしまう。ちなみに、不適切な言葉や過ぎた個人情報がないかどうか、プロフィール文は運営側がチェックしている(登録時だけでなく更新時も)。
「この人、と思ったらどんなメールを書けばいいですか?」
「“結婚しようと思う、まだ会わない人への最初のラブレター”のように書くことですね」と上園さん。重いなあ、その言葉。
「相手をもっと知りたい。自分をちゃんと知ってほしい」、そんな気持ちを、最初のうちは双方匿名のメールシステムで伝え合う。1年間日々文通を続け、それで初めて会った会員カップルもいる。写真なしで結婚に至る例もある(プロフィール写真の非掲載も可)。昔の人が文通で愛を育んだのと似ているのだ。ネットのおかげで、いつでもどこでも書いたり消したりの恋文作成作業もしやすい。だが――。
「女性は突っこんだ質問をするのでウソを書くとバレます」。広報担当によると、「AさんへのメールをBさんにコピペするとバレる(笑)」とも。同社Webサイトにある手づくり信州味噌製造業の3代目が塾講師に出会い、文通し、結婚する物語を読んだ。誠実な味噌作りのような話、愛の出汁(だし)がよく出ている。
サービスの料金は、合コンより安い30日3980円、90日8380円、180日1万4800円。マッチングがなければ180日延長無料で、成婚料などは一切なし。低コストで自分の時間や都合で婚活ができるのがmatch.comである。
●パーソナリティーでマッチング
だが時にアイがアッシーになってしまう疑問は解けない。アイに相性はどのくらい関係するのだろうか? 米国match.comのチーフ・サイエンス・アドバイザーを務めるヘレン・フィッシャー博士は、同社の依頼での研究調査を通じて、愛を左右する脳内ホルモンにより、人は4つのパーソナリティータイプに分かれることを示した。
・冒険型……ドーパミン(脳内ホルモン)=一生恋愛状態でいたい恋の自由人
・建設型……セロトニン=愛は土台づくり、建設と思う良識人
・指導型……テストステロン=愛とは達成と考えるリアリスト
・交渉型……エストロゲン=愛を共感と気配りで育てる理想主義者
持って生まれた気質、また後天的に得た性格によって、支配的な脳内ホルモンが人により異なる。タイプ同士の相性でマッチやアンマッチが生じるとか。私は即座に自分が“冒険型”だと直感した。だが待て、落ちつけ。博士の著書『「運命の人」は脳内ホルモンで決まる』には自己テストが付属しているので、実際に試してみた。
テスト結果は「冒険型=42、交渉型=27、指導型=15、交渉型=15」。案の定、私は「冒険型/交渉型」で、“自由奔放愛”だったこれまでの所業のワケが裏付けられた(笑)。冒険型は誰と相性がいいのだろうか? match.comの会員データ分析から、各タイプの相性相関が判明している。
「冒険型・冒険型」はベストマッチだが、浮気も多くなるようだ。「建設型・建設型」の良い夫婦とは好対照。指導型と交渉型は違うタイプが合う。さらにタイプによって文通で使う語彙(ごい)も違うという。冒険型は冒険的な言葉、建設型は保守的な言葉が頻出する。それでテスト結果を追跡検証もできるとか。これには納得。
相性を科学し、言葉を重ね、ヒューマンなケアをする。match.comのコアコンピタンスは“マッチ”なのである。
●お互い知り抜くこと
こんなエピソードがある。結婚したカップルがいた。妊娠し、生まれた子が障害を持っていた。夫婦はとまどった。障害を持つ子の出生確率は数%、彼らの子どもが持っていた障害に至ってはわずか0.1%だった。障害児の出生が原因で離婚する確率は50%。
しかし、そのカップルは結婚前にmatch.comで何度も文通をしていた。お互いを深く知りぬいてから結婚した。だからこそ、一緒に困難を克服しようと思った。愛の勝利とは相方への深い理解なのである。【郷好文】
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出迎えたあなたはハンドルを握る手に汗をかく。Aさんの笑みで心臓がドキドキする。だが天然キャラのAさんはこう言う、「彼女できた?」。あなたは心の中で「君こそ彼女なんだ」と絶句して、アクセルを急加速。しかし、「こうして点を稼げば、いつか振り向いてくれるさ」と、盲目の恋ゆえに心のブレーキがきかない――。
細部やイニシャルは変えたものの、これは実話。なぜ、「アイしている」が「アッシーしてる」になってしまうのか? どうしたら男と女はマッチするのか? 結婚情報サービス企業に訪れてさまざまな恋愛の疑問をぶつけてみた。
●マッチングが第一
「自宅に居ながらにして婚活ができます」、マッチ・ドットコム ジャパン(match.com)社長の上園尊仁さんは言う。
match.comは世界で1500万人、日本だけでも100万人の会員数を誇る、世界最大の恋愛・マッチングWebサイト。年間40万人(世界)ものマッチングをサポートしている。
「たった今、14万人がアクセスしています」と上園さん。
インタビューは平日14時過ぎである。この時間帯で14万人! 会員の職業は会社員だけでなく、看護婦さん、多忙を極める経営者、出会いが少ないジャーナリストやSE、時間があるリタイヤ組、就労時間が不規則なクリエイターなど多様。土日となれば30万人がアクセスし、紹介文を読み合い恋文を書く。
登録会員の検索やプロフィール情報、婚活ヒントなどすべてオープン。だが相手へのアプローチは会員だけができる。そこが巧みだ。さらに25カ国でサービスするmatch.comだから、海外の人とのマッチングも可能。昔赴任して気に入った場所で海外マッチを探す、国内でもUターンやJターンで、都会と地方のマッチング探しもできるのも魅力だ。
●コツは誠実さと具体性
「ポジティブかつ具体的に自己プロフィールを書きましょう」と、自己プロフィール作成のアドバイスする広報担当。
目標は「会うこと」なので、「今の仕事のここがやりがい」「こんな過ごし方が好き」と前向きに書くことが大事。趣味も「映画が好き」ではダメ。例えば、「『ハートロッカー』のジェームス軍曹の冷徹さに震えた」と具体的に書くべし。そうしないと、何十万人の中で埋没してしまう。ちなみに、不適切な言葉や過ぎた個人情報がないかどうか、プロフィール文は運営側がチェックしている(登録時だけでなく更新時も)。
「この人、と思ったらどんなメールを書けばいいですか?」
「“結婚しようと思う、まだ会わない人への最初のラブレター”のように書くことですね」と上園さん。重いなあ、その言葉。
「相手をもっと知りたい。自分をちゃんと知ってほしい」、そんな気持ちを、最初のうちは双方匿名のメールシステムで伝え合う。1年間日々文通を続け、それで初めて会った会員カップルもいる。写真なしで結婚に至る例もある(プロフィール写真の非掲載も可)。昔の人が文通で愛を育んだのと似ているのだ。ネットのおかげで、いつでもどこでも書いたり消したりの恋文作成作業もしやすい。だが――。
「女性は突っこんだ質問をするのでウソを書くとバレます」。広報担当によると、「AさんへのメールをBさんにコピペするとバレる(笑)」とも。同社Webサイトにある手づくり信州味噌製造業の3代目が塾講師に出会い、文通し、結婚する物語を読んだ。誠実な味噌作りのような話、愛の出汁(だし)がよく出ている。
サービスの料金は、合コンより安い30日3980円、90日8380円、180日1万4800円。マッチングがなければ180日延長無料で、成婚料などは一切なし。低コストで自分の時間や都合で婚活ができるのがmatch.comである。
●パーソナリティーでマッチング
だが時にアイがアッシーになってしまう疑問は解けない。アイに相性はどのくらい関係するのだろうか? 米国match.comのチーフ・サイエンス・アドバイザーを務めるヘレン・フィッシャー博士は、同社の依頼での研究調査を通じて、愛を左右する脳内ホルモンにより、人は4つのパーソナリティータイプに分かれることを示した。
・冒険型……ドーパミン(脳内ホルモン)=一生恋愛状態でいたい恋の自由人
・建設型……セロトニン=愛は土台づくり、建設と思う良識人
・指導型……テストステロン=愛とは達成と考えるリアリスト
・交渉型……エストロゲン=愛を共感と気配りで育てる理想主義者
持って生まれた気質、また後天的に得た性格によって、支配的な脳内ホルモンが人により異なる。タイプ同士の相性でマッチやアンマッチが生じるとか。私は即座に自分が“冒険型”だと直感した。だが待て、落ちつけ。博士の著書『「運命の人」は脳内ホルモンで決まる』には自己テストが付属しているので、実際に試してみた。
テスト結果は「冒険型=42、交渉型=27、指導型=15、交渉型=15」。案の定、私は「冒険型/交渉型」で、“自由奔放愛”だったこれまでの所業のワケが裏付けられた(笑)。冒険型は誰と相性がいいのだろうか? match.comの会員データ分析から、各タイプの相性相関が判明している。
「冒険型・冒険型」はベストマッチだが、浮気も多くなるようだ。「建設型・建設型」の良い夫婦とは好対照。指導型と交渉型は違うタイプが合う。さらにタイプによって文通で使う語彙(ごい)も違うという。冒険型は冒険的な言葉、建設型は保守的な言葉が頻出する。それでテスト結果を追跡検証もできるとか。これには納得。
相性を科学し、言葉を重ね、ヒューマンなケアをする。match.comのコアコンピタンスは“マッチ”なのである。
●お互い知り抜くこと
こんなエピソードがある。結婚したカップルがいた。妊娠し、生まれた子が障害を持っていた。夫婦はとまどった。障害を持つ子の出生確率は数%、彼らの子どもが持っていた障害に至ってはわずか0.1%だった。障害児の出生が原因で離婚する確率は50%。
しかし、そのカップルは結婚前にmatch.comで何度も文通をしていた。お互いを深く知りぬいてから結婚した。だからこそ、一緒に困難を克服しようと思った。愛の勝利とは相方への深い理解なのである。【郷好文】
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