ある秋の日に | きままにあるこう

ある秋の日に

しとしと雨の降る肌寒い秋の朝、


ラブは逝ってしまった。


享年(推定)12歳。


今の悲しみをどう表現していいのか、わからないのですが、

ただただ、心から自然にでてくる気持ちをここに書き残しておこうと思います。


ラブは、里親としてひきとった時、

出産経験ありの成犬ラブラドールでした。


一応、1歳ということだったけど、

その落ち着きや、ふるまいを見ていると、

本当はもうちょっといってたのかね、

などと思ったり。




とにかく、悟りをひらいた仏のような犬でした。


ほえることも、じゃれつくこともなく、ただただ、

人が大好きで、食べることが好きで、

いつも誰かのそばにじっと座っている。


ただ、いるだけで癒してくれる、癒し犬。


私が結婚し、家をでてからはずっと家を守ってくれていた。


そして、

娘が生まれてからのこの4年半。





ブログとしてここに残っているラブと娘の様子を

少しづつ読み返してみる。




いやな顔もしつつ、子守をやってくれたな。


娘の成長のひとつひとつを見守っていたんだな。




ララにとっては唯一の心ゆるせるおばあちゃんだった。


みやおも寂しくなるね。


そして、


私や、母や、おばあちゃんや、みんなにとって、

彼女はかけがえのない家族で、


彼女がくれた、たくさんの喜びや楽しみや悲しみもふくめた思い出に、

ただ、ただ、感謝するのみです。


ありがとう、本当にありがとう。


ただ、


さびしいなぁ。


もうあなたはいないのだと思うと、


涙がとまりません。



でもでも、


ずっとずっと心の中にあなたはいて、


これからもずっと、そばにいてくれるんだと、


そう思っています。


早く、また生き返って、幸せになってね。


ありがとう。





ずっとずっと大好きだよ。