おはようございます


今朝は夫を駅まで送り届け

この後は、息子のあれこれに付き合う息子DAY

その前にしばしのコーヒータイムです



昨日、仕事の帰りに駅のホームで

私の前に盲導犬を連れた方がいました

どうやら同じ電車に乗っていたようです


一気に降りる人々で階段前は混雑


立ち止まって固まっていたので

声をかけようかと迷っていたのですが

盲導犬がいるときは

話しかけない方が良いんだよね!?

手助けが必要そうなら声をかけようと

真後ろに立ちました。


人の流れが落ち着いた頃

盲導犬が歩き出しました。


あゝ!!!待ってたんだ!!!

人にぶつからないように

空くのを待ってたんだ!


歩き出した1人と1匹

ここからが凄かった


階段の前で立ち止まり

1段目に前脚をかけて立ち止まり

進む

踊り場に着いたら

次の階段でまた同じように立ち止まる

「ここから階段だよ」

「ここが1段目だよ」

「ここも気をつけて」

そんなふうに伝えてる


そのときの盲導犬は

周りの喧騒に脇目も振らず

忠実に自分の仕事に専念して

時にその方を見上げて。

顎の下の皮膚が大分たるんでて

もしかしたら引退間近なのかも

何年一緒に過ごしてきたんだろう

ハーネスを通して繋がって

信頼して一緒に歩む


その姿が本当に神々しくて

尊くて

愛おしくて


鼻の奥がツーンと痛くなったと思ったら

涙がボロボロ溢れてしまいました

初めて泣きながら歩いてしまった

人が見たらギョッとするレベルだったと思う

マスクで隠れていたのでできたのですが。。

今も思い出すだけで泣けてきます


街中で盲導犬を見かけたこともあったのですが

目の前で(正確には私が近づいたのですが)

きちんと仕事のシーンに出会ったのは初めてだったので

私は、なにも知らなかったんだなと思いました

ただ見てるだけで知ってるつもりでいた。

今も本当は

知らない事だらけなんでしょうが。


盲導犬を育てるお手伝い

引退した子のお世話

そこまで行かずとも

今の私にも何かできる事があるはず

そう思わされる出来事でした


そしてうちの子ポノは

ただただ自由に愛されてます





これもこれで尊い


生きてるだけで丸儲け!!!



和泉朱音でした