あの日、


サイレンが鳴り響いた・・・



真っ黒な世界の中


けたたましいサイレンの音



怒号が響く自分の核が


衝動を抑えきれなかった。



赤い点滅


響き渡る警報


速度を速めるストロボ




中心に佇んだ私は


動くことが出来ずにいた・・・



浴び続ける赤いストロボ





今でも


目を閉じると・・・


あの日の光が影絵のように


浮かび上がる・・・・

















あの日、


私が貴方を罵倒した時



貴方は


私に言った。






「本当に愛していなかったら・・・

 2年も長く嘘なんかつけないよ・・・」




その言い訳じみた薄っぺらい言葉が


信用できなかった。



貴方は

愛していたから嘘がつけた。・・・


私は

愛しているなら嘘をついて欲しくなかった。・・・



2人の考え方の違い。





嘘・・・



嘘は傷つく。




愛している証明は・・・



別の方法で示して欲しかった・・・













ふとした瞬間


どうしようもなく


悲しくなる。




涙が溢れる・・・



何故かね、



貴方が重なる。



貴方と来たわけじゃない場所


貴方と観たわけじゃない景色



貴方が居るはずもない


この場所に



貴方はいる。





それは・・・



貴方が私の心に


まだ居るから・・・だね。