届かない恋文 -3ページ目
傘を持っていないのに・・・
雨が降ってしまった時
こんな日に必要なモノを持っていなくて・・・
そして貴方も失って・・・
雨に打たれながら
手元に何も持っていない自分が
惨めで・・・
もう
雨に溶けて
消えてしまいたくなった・・・
欠けていたもの・・・
私は
貴方の罪を許す心・・・
貴方は
私に嘘を償う気持ち・・・
欠けていたから、
今・・・
こうなってしまった・・・
僅かに差し込んだ光の向こう
少しだけ暖かい
フィルム越しのぼやけた世界
うまく顔が見えない
でも、
私には
それが貴方だとわかる。
木漏れ日の向こうには
貴方がいた。
貴方の夢をみた・・・

