メールは、表情や音声が伴わない分、対面や電話でのコミュニケーションに比べて感情が伝わりづらいですが、ちょっとした文末の表現の工夫により、その弱点をカバーすることができます。


実用性が高いものとしては、以下のようなものがあります。




<効果>
喜び、楽しみ、感動、感謝など、ポジティブな感情やイメージを伝えることができる。

<活用例>
早速にお時間頂戴できるとのこと、大変にありがとうございます!
当日、お目にかかれることを楽しみにしております!



・・・。

<効果>
悲しみや残念な気持ちやイメージを伝えることができる。

<活用例>
今回はご欠席とのこと、大変に残念ですが、了解いたしました・・・。
そこまで気が回らず、大変に申し訳ございませんでした・・・。



ね。

<効果>
相手への共感を示したり、同意を求めることで一体感を表わすことができる。

<活用例>
ここのところ、週末もお仕事のようで大変ですね。
今日は朝からとても爽やかな天気で気持ちがよいですね。



この他にも、「(笑)」「(悲)」「(怒)」など、漢字一文字で感情を表す方法もありますが、ビジネスメールにおいては、使わない方が無難でしょう。


また、顔文字については世代間ギャップが大きく、ある程度の年齢の人は嫌悪感を示す人も多いので、同期入社の友達同士などであればまだしも、特に社外宛てメールでは余程のことがない限りは使用すべきではないでしょう。