一瀬です。
最近気づいたことがあります。
人の能力は他人に引き出されるということです。
人間は日々いろんなことを経験し、
知識を増やし、能力を身につけ、成長していきます。
引き出しには色んなものがストックされていきますよね。
しかし、その引き出しを自由に空け、
何でも自在に出し入れできるかどうかはまた別の話です。
いつも取り出して使っているものもあれば、
引き出しの中にあることを忘れてしまっているものもあります。
自分の能力を、自分だけの力で、
100%発揮できている人なんていないでしょう。
僕がそれを感じるのは、セミナーの懇親会の時です。
セミナーの講義中も少しあります。
僕のセミナーを受けたことがある人は知っていると思いますが、
僕は、セミナーの際に資料やレジュメを用意しません。
クリエイティブな発想が阻害されるからです。
あらかじめレジュメを用意すると、
どうしてもそっちに引っ張られてしまいますから。
もちろん、資料を用意しないと言っても、
話すことの方向性は決まっているわけですが、
受講者を前にして、伝えるべきことを伝えていると…
「あ、これも」
という感じで、
新しく話すことがどんどん出てきます。
これは、受講者の反応とか、
僕が誰かに対して話をしているといった、
外部からの刺激で、開けられるようになった引き出しです。
そして、これは懇親会の時はさらに顕著です。
なぜなら、懇親会では、
セミナーの参加者さんから質問をされるから。
「これって実際どうなんですか?」
「アレはどういう意味だったんですか?」
「僕はこう思うんですが、どう思いますか?」
などなど。
その質問に僕なりの答えを提示しようとしたとき、
僕の中からは色んな知識が飛び出してきます。
これを、後日思い出すと、
「あぁ、あの時いいこと言ってたな」となるわけです(笑)
同じレベルで話(討論)ができる友人と、
食事をしているときにも、この現象が起きます。
直接質問をされなくても、
話している内容について自分で自分に質問をした結果、
その答えが出てくるといった感じですね。
レジュメを使わないセミナーも、
これに近いものがあるかもしれません。
要は、外的刺激を受けて、
「考える」きっかけが生まれることで、
自分の中の色んな引き出しが開くということです。
よく思い出してもらえれば、
あなたにも、経験があるのではないかと思います。
僕はよく[人の脳は検索エンジンのようなもの]と言います。
膨大な情報が詰まっていますが、
適切な取り出し方をしなければ出てこないからです。
検索エンジンのデータベースには、
それこそ途方もないほどの情報がありますが、
多くのものが詰まっているからこそ、条件付けが重要です。
知らない単語の意味を調べるときには、
[○○とは]とか[○○意味]という風に、
検索窓にいれる言葉を工夫するんじゃないかと思います。
その単語だけを入力して検索しても、
目的とした情報が取り出せないことが多いですから。
そういう意味では、
自分自身に投げかける[質問力]を磨けば、
秘めている能力をいかんなく発揮することができるのでしょう。
でも、これがまた難しい。
決して誰にでも簡単にできることではありません。
だから他人の力を借りるのです。
[力を借りる]というと、
ちょっとニュアンスが違う気もしますが、要は、
自分の能力を引き出すために他者の存在を活用するということです。
まず【質問力】を磨く。
最近では、そういったタイトルの書籍も出ていて、
他者に対する質問力の重要性は語られていますが、
僕は、本当に大事なのは、自分に対する質問力だと思っています。
そして、その能力は一朝一夕で身につくものではないので、
自分の能力を活かすために、周りの人のチカラを借りるという視点。
これも、持っておいてほしいと思います。
ブログやメルマガなどを使って、
情報発信をする場合は、特に重要です。
そして。
最近、僕はこのことを顕著に感じるようになったからこそ、
会員制サービスのコンテンツに、新たにメルマガを入れました。
会員さんとのコミュニケーションを目的としたコンテンツ(教材)です。
会員さんに戦略的思考を身につけてもらうために、
僕が「伝えるべきだな」と思ったコンテンツに関しては、
音声教材として提供をしていきます。
しかし、僕が「伝えるべきだ」と気づけない部分、
つまり自分では開けることのできない引き出しの中に、
会員さんにとって大きな価値を持つものがあるんじゃないかと。
会員さんに聞きたいことを聞いてもらい、
僕がそれに答えようと脳内を検索することで、
より多くの価値を還元していきたいと思っています。
聞きたいことに対する回答も提供できると思いますし、
その質問から派生してさらに多くのものを提供できるでしょう。
Progress Clubの「Progress」
つまり躍進という言葉は、
会員さんのためだけに用意されたものではありません。
このサービスの運営、
コンテンツの提供を通して僕も成長します。
そして、僕の成長は、
そのまま会員さんへの価値の還元につながります。
共に成長していくのが目的です。
ではでは。