MRJ(Mitsubishi Regional Jet)関連銘柄 | 関連銘柄学

MRJ(Mitsubishi Regional Jet)関連銘柄

【 リージョナル・ジェット機 】

主に国内線など近距離地域を結ぶ小型のジェット旅客機。
航続距離は3000キロ程度で、客席数は60~100人。
現在、世界で約1000機が運航しているとされ、燃費の良さやメンテナンスが容易なことなどから欧米の航空会社を中心に需要が拡大している。
今後20年間で5000機程度の需要があると予測されている。


リージョナルジェット機の分野には、三菱重工業のほかに川崎重工業<7012>やホンダ<7267>も計画を進めている。
さらに、ロシアや中国も新規参入をめざしており、今後、世界的に販売競争が激しくなることが予想されている。



ナブテスコ
<6268>
08年2/15、飛行制御装置開発に参加と報じられる。機体の傾きなどを制御する装置を米ロックウェル・コリンズと共同で開発すると。
住友精密工業
<6355>
08年2/15、脚部開発に参加と報じられる。脚とそれを動かす操舵システムなどを担当すると。
三菱重工業
<7011>
07年6/11、第47回パリ国際航空ショーで新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として研究開発を進めている次世代の70~90人乗りリージョナルジェット機「MRJ(三菱・リージョナル・ジェット)」の概要を発表。
07年10/9、2012年の就航を目指す民間旅客機「MRJ」の事業化計画を正式発表、「燃費を中心に圧倒的な性能面」(戸田信雄・航空宇宙事業本部長)を打ち出し、最終的に「少なくとも1000機」(佃社長)の受注を目指すと。
エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製を採用、競合他社と比べ燃費を最大3割改善し、騒音を半減する。P&W製のエンジンは内部にギアを組み込みタービンやファンを制御する方式で、旅客機エンジンにこの技術が使われるのは初めて。
中国航空工業第一集団が生産する中国初の国産中小型ジェット機「ARJ21」(国内での名称は「翔鳳」)と競合する。
08年2/12、MRJ事業化をにらみ、全世界のほぼすべてのエアライン240社(126カ国)が加盟するIATA(International Air Transport Association:国際航空運送協会)のほか、サプライヤーを含む欧州企業を中心に約200社で構成するERA(European Regions Airline Association)、エアライン43社を含む350社超から成るRAA(Regional Airline Association)の3団体に加入したと発表。エアライン各社のニーズや業界動向、最新情報の収集などに役立てると。
08年2/14、「MRJ」のシステム製作パートナー5社を決定と発表。油圧システムには、世界有数の油圧システム開発メーカーであるパーカー・エアロスペース社、電源・空調・補助動力(APU)・燃料タンク防爆・高揚力装置・防火の各システムには、航空機用制御機器最大手のハミルトン・サンドストランド社がそれぞれ参画。フライト・コントロールシステムには、航空電子機器の世界的メーカーであるロックウェル・コリンズ社とナブテスコ<6268>株式会社、降着システムには、住友精密工業<6355>株式会社が選定されたと。

08年3月中にMRJの事業化の可否を判断する予定。
就航は2012年を目指している。
事業化を最終決定すれば、08年春にも開発や製造、販売を担う新会社を設立する方向。新会社の資本金は1000億円程度とみられる。三菱重工が約6割を出資するが、トヨタ<7203>を含めた国内の有力メーカーや商社、銀行などにも出資を打診していた。トヨタは100億円前後の出資を検討しているという。航空機の開発費は、性能向上のため当初から300億円上積みされ、1500億円を見込む。うち3分の1を経済産業省が負担する方針だが、三菱重工を中心に新会社に出資する企業が一部を負担するもよう。
トヨタ
<7203>
08年3/5、トヨタ自動車が三菱重工業<7011>の進める国産小型ジェット旅客機の開発計画に参加する方向で最終調整を進めていることが4日に分かったと報じられる。三菱重工が主体となって設立するジェット機製造の事業会社にトヨタが100億円程度、資本参加する方向だと。
三井物産
<8031>
08年3/6、三菱重工業<7011>が進めている国産小型ジェット旅客機の事業化計画で、開発・生産を担当する新会社にトヨタ自動車<7203>や三菱商事<8058>、三井物産、住友商事<8053>の4社が出資する検討に入ったと報じられる。同計画には経済産業省も開発資金を支援する方向で、三菱重工は有力企業に参加を呼び掛けて「オールジャパン体制」を整え、事業化に弾みをつけると。
三菱重工は70~90人乗りの小型旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の開発・生産を目指している。今月末にも事業化の是非を決め、今春に事業会社を設立。資本金は約1000億円で三菱重工が6割弱を出資する。トヨタ自動車と三菱商事は約100億円ずつ、三井物産と住友商事は50億円程度をそれぞれ出資する方向で最終調整に入った。
住友商事
<8053>
08年3/6、三菱重工業<7011>が進めている国産小型ジェット旅客機の事業化計画で、開発・生産を担当する新会社にトヨタ自動車<7203>や三菱商事<8058>、三井物産<8031>、住友商事の4社が出資する検討に入ったと報じられる。同計画には経済産業省も開発資金を支援する方向で、三菱重工は有力企業に参加を呼び掛けて「オールジャパン体制」を整え、事業化に弾みをつけると。
三菱重工は70~90人乗りの小型旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の開発・生産を目指している。今月末にも事業化の是非を決め、今春に事業会社を設立。資本金は約1000億円で三菱重工が6割弱を出資する。トヨタ自動車と三菱商事は約100億円ずつ、三井物産と住友商事は50億円程度をそれぞれ出資する方向で最終調整に入った。
三菱商事
<8058>
08年3/6、三菱重工業<7011>が進めている国産小型ジェット旅客機の事業化計画で、開発・生産を担当する新会社にトヨタ自動車<7203>や三菱商事<8058>、三井物産<8031>、住友商事<8053>の4社が出資する検討に入ったと報じられる。同計画には経済産業省も開発資金を支援する方向で、三菱重工は有力企業に参加を呼び掛けて「オールジャパン体制」を整え、事業化に弾みをつけると。
三菱重工は70~90人乗りの小型旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の開発・生産を目指している。今月末にも事業化の是非を決め、今春に事業会社を設立。資本金は約1000億円で三菱重工が6割弱を出資する。トヨタ自動車と三菱商事は約100億円ずつ、三井物産と住友商事は50億円程度をそれぞれ出資する方向で最終調整に入った。


全日本空輸
<9202>
MRJの導入を検討する「機種選定委員会」を立ち上げ、年度内に結論を出す方針。
日本航空
<9205>
JALカードが三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>に落ち着きそうとの見方もあり、MRJの最重要顧客とも。
エージーピー
<9377>
三菱商事<8058>が07年11月、航空機への動力供給などを手掛けるジャスダック上場の同社株約27%をJAL<9205>から約13億円で取得。