昨日は、北名古屋市議会主催の議員研修でした。

龍谷大学 政策学部の土山希美枝准教授を講師にお招きし、"一般質問を活かす「質問力」の向上"について学びました。

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議員の他、執行部も数名参加しており、議会と職員の立場・体質など双方の特徴を絡ませた、ウイットの利いた講義でした。
概念にとらわれない、市民へのアプローチなど、本来の議会の役割を踏まえた提案などもあり、たいへん参考になりました。
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龍谷大学のサイトで、土山美希子准教授の紹介ページを見つけました。

"専門分野の面白いところは?"
土山先生:
『「政策は、現在からめざす未来にたどり着くためのシカケ。それを多様なひとが多様に展開しているところ。」もう少し詳しく言うと・・・私たちは、それぞれ違う理念や価値観や立場や利害を持ち、社会をつくっています。どんな未来をめざすのか、それにはどんなシカケが必要なのか。そこに「あらかじめ分かっている正解」はありません。いろんな意見や事情や情報をぶつけあって、「これ、やってみようか」という合意にたどりつく。成功でも失敗でも、その結果としてちょっと未来が創られていく。そのこもごもが面白いですよね。』

今回の講義の結論は
「質問力とは "聴く力"である」。

ひととは多様なもので、意見も多様。
多様な市民からの多様な意見を議会に届けることは、議員の重要な役目です。
議会にも執行部にも多様な方がいて多様な意見があります。どこの場においても、お互いを尊重し、その意見に耳を傾け合うことが、話し合いの車輪となるのではないでしょうか。
その上で、それに応える政策は何かを見極め、提案していく。
これが大事だと、私は思います。

そのはじまりは、みなさんの声を聞くことにほかありません。

今後もっと対話を重ねていこうと、あらためて心に留めました。