前日に続いてこの日もマイナス1℃の冷え込み・・・失礼とは思いつつも手袋をして、お知らせをお配りしています。モコモコの2枚重ねですが指先が固まるほど寒い朝でした。

20140128

今週お配りしたちらしは、●消費税 ●自動車税 ●政党助成金 についての記事からです。
暮らしに結びつくこれらの事、みなさんはどう考えますか?

●消費税・・・8%の増税分は社会保障の充実に充てるとしてきましたが、これまで一般財源などから捻出していた「基礎年金国庫負担分」、「財政赤字の軽減」、「消費税増税による社会保障経費の増加分」にまわされ、結局は、増税分5兆円のうち2249億円しか社会保障の充実にあてられないのです。
フタを開けてみれば最初の説明とは異なる結果に。これでは約束が違います。

●自動車税・・・消費税増税による売り上げ減少を懸念する自動車業界の要望に応えて、自動車取得税は段階的に廃止になります。しかし、それにともなう財源不足を軽自動車税を増税して穴埋めしようとしています。軽自動車税は年7200円が、2015年4月以降は10800円と1.5倍にもなるのです。
これはTPPともからんでいます。日本市場で米国車が売れないのは、軽自動車が税で優遇されているからだと交渉してきたアメリカの要求を受け入れるかたちとなりました。
日本の新車販売の約4割が軽自動車です。庶民の足である軽自動車を増税されては家計にとって大きな打撃です。

●政党助成金・・・年額約320億円にのぼる私たち国民の税金を、支持するしないに関係なく山分けするのが政党助成金です。2014年分で一番多い山分け額(試算)は自民党の157億2902万円、昨年末に結成されたばかりの「結いの党」には3億4848万円が転がり込みます。67億7757万円を手にする民主党は、原則に反して、使い残した巨額の政党助成金を国庫に返納せず「基金」としてため込んでいます。ぜひとも震災復興のために使って欲しいものです。
消費税増税や社会保障削減をする一方で、平気で国民のすねをかじり続ける政党助成金制度。日本共産党は、国民の税金を各党が山分けするのは、憲法が保障する思想・信条の自由に反する制度だとして一貫して受け取りを拒否し、その廃止を主張しています。

みなさんの感じたこと、思ったこと、、、きっと身近な事だと思います。
そんな身近な政治の動き、注目です。