Hola!

この間風車を見て、「セルバンテスの生まれた街に行きたい!」と思い立ち、
アルカラ・デ・エナーレスという街に行ってきましたヾ(@°▽°@)ノ

マドリッドからバスで40分。世界最初の計画的な大学都市として、世界遺産にもなっています。
上の写真は、中心部にある、その名も「セルバンテス広場」
風車のあるラ・マンチャ地方とは違って、緑が多くて気持ちいいですね(*^▽^*)



目抜き通りのマヨール通りは中世の雰囲気が残っていて、今でもドラマや映画の撮影に使われているそうです



あら、ドン・キホーテさんじゃないですか!
マヨール通りを歩いていたら、セルバンテスの家に着いちゃいました(o^-')b



外観はこんな感じ。なんと入場無料!



中庭には井戸もあります。台所や洗面所、寝室などが再現されていて、セルバンテスに興味なくても面白いですよ
お父さんは外科医だったし、こうしてみると、当時としては結構いい暮らしだったのね~

ちなみにこの家の隣には、お父さんが勤めていて、セルバンテスが生まれた病院があります
現役の病院としては、スペイン最古だそうですよ!



アルカラ・デ・エナーレスは大学都市だけあって、街を歩くと大学の建物があちこちにあります。
でもたぶん、一番有名なのが上のサン・イルデフォンソ学院
1499年に創設された歴史ある大学で、今でもセルバンテスの命日の4月23日には、スペイン語文学界で最も権威のあるセルバンテス文学賞の授賞式が行われます。




マヨール通りだけでなく、街そのものが中世の雰囲気で、歩いているとタイムスリップしたみたいでとても楽しいです



面白いのが、小さいけどマドリッド門というのがあること。
実はマドリッドには、アルカラ門があるんです!
マドリッドにアルカラ門、アルカラ・デ・エナーレスにマドリッド門…(^_^;)



マドリッド門近くには、城壁が残っています。そもそもアルカラとは、イスラムの言葉で「城壁」という意味。
この街は8世紀にイスラム教徒に支配されているので、街の名前にもその影響が残ってるんですね

(わかりづらいけど、見張りの塔の上に、謎の巣が…
この辺りはサギみたいな大きな鳥が生息していて、たぶんその巣なんだけど、
ほんと市街地に不釣り合いすぎてびっくりするほど大きかったです



他にも、コロンブスがイザベル女王に謁見した大司教館など、見どころはたくさん!
でも歩いて回れるので、マドリッドからの日帰り旅行にはおススメです(≡^∇^≡)

中世の世界に迷い込みたい方はぜひ~