山梨県南アルプス市出身の手塚悟監督の「Every Day」の
上映会へ行ってきました。
事故に遭い、昏睡状態の彼女が主人公の目の前に1週間だけ
現れ、永遠のお別れまでをファンタジーに描かれた作品。
二人の軽いやりとりが余計に切なく、感情移入してしまい、
ポロポロと涙が止まりませんでした。
ほんの些細なことなのですが、
「いってきます」、「いってらっしゃい」
「ただいま」、「おかえり」
「ありがとう」、「ごめんなさい」
この言葉を言えるか言えないかが必要で、
わかってるからいいだろう。ではなくて、
きちんと言葉を掛け合うって大切なんだと思いました。
これは夫婦、恋人に限らず、相手に対してすべてかと。
ほんわかしたタッチでしたがズシンと心に響いて後に残る作品です。
そして、手塚監督の大学の卒業制作の作品「グーチョキパー」と
今回、その後を描いた「グーチョキパービヨンド」も特別上映。
いしいそうたろうさんと神部冬馬さんのコンビネーションが
絶妙で、軽快に、でもそれぞれの心情を考えさせられた作品でした。
舞台挨拶では「てててTV」でお世話になっている和泉アナ。
楽屋トークだけかと思ったネタがオフィシャルになっていて
大爆笑。
3本立てという豪華な上映会でしたが、今回限りだそうで
ぜひ、いろんな方に見ていただきたいと思えました。
もう1回みたいなあ。
こんな気分。