ご訪問ありがとうございます♪東京都昭島市ピアノ教室・声楽教室講師の「てらぞの音楽教室」の寺園万一香(まいこ)です。
現在当教室は10月の東京都昭島市で新規開講に向けて着々と準備中です♫
その①の続きです♪
S先生は桐朋学園大学のピアノ科出身の若くやる気に溢れた素晴らしい先生でした。自他共にストイックな方で、お教室にいた最後の年の発表会で聴いた先生の講師演奏のラ・カンパネラが今も忘れられません
レッスンもただ譜読みするだけではなく、音符やメロディの流れを決して無視しない操法と技術、片方のメロディを歌いながら片方だけ弾く練習、音符もドレミではなくレッスン中は全てドイツ音名で説明を受けることになり、これものちに中学高校の音楽の試験や、音大受験において多大な恩恵を受けることができました。
私が高校一年生になり音大受験を決意した時にこのS先生に感謝のお手紙を書いたのですが、先生は大変喜んで下さり、
「まいこちゃんが音楽の道に専門的に進むことを決心したことは私にとってはさほど驚くことでもなく、まいこちゃんなら進むこともあるだろうなと思っていましたよ。」とお手紙に書いてくださっていました(習っていた当時は「まいこちゃんみたいに練習しない子見たことないわ」と呆れてらっしゃいましたが)
ピアノ🎹というものはまずは
①音楽を表現するための素晴らしい楽器であること
②それを使いこなすための正しい技術
③音楽家が記した音楽を正確に再現するための楽譜を読む力
④そして楽譜を読んで再現するだけにとどまらない自己の音楽性、表現力、
⑤そしてそれらを身につけるために最も大切なことは日々のコツコツ継続的な練習
この継続的な練習の先に、音楽の楽しい幸せな素晴らしい無限の表現の世界が広がっています
私は幼少期楽譜が読めない、弾けば弾くほど手が痛くなって練習してもさほど上手くならないから練習したくないという間違いだらけのループにハマって練習しない劣等生でしたが
楽譜が読める様になる、また受験することにより正しい技術を学び直し、練習したくなる人間に180度変わりました。
最初から慌てずに正しく学んでいれば、楽譜も読める、正しく弾くから手も痛くならないから疲れない、無理のない弾き方だから弾けば弾くほどどんどん上達する、というプラスのループにハマれます
私の間違いだらけの幼少期のピアノ練習経験から当教室の生徒さんには
・無理のない、でも遠回りしない譜読みの方法
・最初から身につける正しい演奏技術
・音楽が楽しくなって練習したくなるレッスン
これらを常に理想とし目指しております。
私の様な失敗を生徒さん達が決して味合わない様にプラスのループに入れるよう細心の注意を払い指導しております
譜読みを終え、曲が弾ける様になって終わりではなく、そのあとに味わうことができる音楽表現の世界にまで子供達が当たり前に到達できる様導いてあげることが私たち教師の使命だなと私は考えております
一緒に音楽を通してできる自己表現の素晴らしさと、音楽を通して豊かな心を育むお手伝いが出来たら幸せです