ご訪問ありがとうございます♪東京都昭島市ピアノ教室・声楽教室講師の「てらぞの音楽教室」の寺園万一香(まいこ)です。


現在当教室は10月の東京都昭島市で新規開講に向けて着々と準備中です♫




前回次にもっとも大切なことを書くと言いつつ長くなったので今回は二部構成にさせて頂きましたえーん





今日は前回の更新の続きで、私が小学校4年生から3年ほど教えていただいたピアノの先生のお話をしたいと思います。







前々回のブログのピアノを習う前の耳だけやたら良かった私、バイエル74番が習う前から弾けていたことをお話ししたと思うのですが、





年少から小学校4年生までの5年間ピアノを習っていたのに、なんと最初の音楽教室での最後の練習曲はバイエル74番でしたガーン



多分あまりに楽譜が読めなくてピアノを始めるときに弾いていた思い出の74番にようやく辿り着いて力尽きたんだなーと思いますタラー




あまりにピアノの進度が遅いことと、お教室の先生と私の相性が良くないことを母も感じており、新しい先生を口コミで探してくれた様です。





最初の先生はこういう曲よーと弾いてくれる先生だったことは前々回書かせて頂きましたが、そういう先生で当たり前だった私…新しい先生は



楽譜にペンでチェックを入れながら

「じゃ、次はこの曲を弾いてきてね!」

パタンと楽譜を閉じる



………………




「………えっ⁉️滝汗」(どんな曲か弾いてくれないの?曲の説明もなし?)





これが普通なのですが、今まで耳コピで練習を逃げていた私には大変な事件でした。




おまけにバイエル74番までしか弾けていなかった私にいきなりバッハのインベンション3声や2声の難しいフラットだらけの短調の曲をノーアドバイスで譜読みしてこいと仰る先生。





ちょっとまって〜〜〜笑い泣き!!





今まで左手はいつも伴奏、右手がメロディーという定番の練習曲すら楽譜を読むのに苦労していた私が、バッハの左手と右手が交互にメロディに変わる古典中の古典の曲を、譜読みできる訳もなく…




また諦めて自分での練習を放棄チーン


こうして益々諦めて練習しなくなり、その場でひたすら先生に怒られながらその場で譜読みするというレッスンの日々になりました。



当時はこんなハイレベルな曲を楽譜の読めない私にノーアドバイスで譜読みしてこいなんて酷すぎる、私には無理だ!そう思いながら毎週泣きながらレッスンを受けておりました。



しかし今大人になって楽譜を開くと、怖い先生に怒られたくなくて必死にその場で譜読みしていたのでしょうね、一曲を、平均三週間から1ヶ月で○を貰っているのですびっくり!



先生に教えていただいたバッハの楽譜の一つです。





前の音楽教室でもこの二人目の先生のお教室でも同じく劣等生だった私ですが、圧倒的に違ったことは、




どんなに大変でも自分の力で楽譜を読むこと




ここは人生の分岐点でした。




この時期に泣きながらでもバッハのインベンションを自力で譜読みしていた私は、着実にきちんと譜読みする力を少しずつ蓄えていけていたのだと思います。



長くなりましたのでその②に続きます🙇‍♀️