今日は昨日の続きで、ピアノを始めた6歳当時の私の譜読みのできなさについてお話しさせて頂きます。
私が確実に読めたのは真ん中のドレミ
なぜってドは線が入っている
レは五線譜の1番下にくっついてる
ミは1番下の線に突き刺さってるから
(当時6歳児はこう覚えてました😅)
ファの音符カードが失踪したので急いで手書き🙇♀️
あとは五線譜の1番上に来るソファミも
ソは五線譜の1番上に乗っかってる
ファは1番上の線に刺さってる
ミは1番上の間にあるということで読めました!
要するに五線譜の中に入ってしまっている音符がもう全く判別出来ませんでした
ラとドのどちらか区別ができない
ソとシ、シとレのどちらか区別できない
あと写真はありませんが同じ様な間にあるファとラの区別もつきませんでした。
どの音符がどこにあるかは教えてもらったからわかっているけど、それが目視でぱっと第二、三、四線にあるのか、第二、三、四間にあるのかいちいち指で数えないとわかりませんでした。
先生がじゃあ音符に色を塗ろう!と言ってくださったのですが…
これがまたどの色がどの音か覚えることができなくて益々混乱
「あれ?この色ってラだっけ?なんだっけ?
」
もうパニックでした。
色を塗っても、もうなに色がなんの音符なのか覚えられないので、なぜピアノを弾きに来ているのに覚えられもしない色塗りをしないといけないのかわからず、この色塗りが苦痛でした
数回レッスンしたあと、色を塗ると色を見るのか音符を見るのか、益々わからなくなるから色を塗らなくても良いか先生に直談判したのを覚えています。
この音符に色を塗る方法、とても幼児さんには有効なレッスン法で沢山の先生方が取り入れていらっしゃると思うのですが、私は自分がこんな風だったので…
当教室のピアノレッスンではどんなに小さい幼児さんのピアノレッスンでも音符に色塗りはしません。
それはもちろん私の様な子が他にもいるだろうし、そうでない子も色を塗らなくなった瞬間、また色に頼っていた子は結局音符が読めなくなるという二度手間が起こるためです
その代わりと言ってはなんですが、当教室では幼児さんにはワークブックをするときに存分に色塗りやシール貼りを楽しんでもらうことにしています♪
私の今まで教えてきた生徒さん達で、私の様に楽譜を読むのが苦手な生徒さんは多々いましたが、皆ちゃんと私よりも早くきちんと楽譜を読める様になっているので、ご安心ください
私をはじめとする楽譜を読むことが得意ではない生徒さん達も、続けているとある日を境に突然スラスラと読める様になる日が来ます❗️これが本当に不思議なんですよね、子供の頃から続けていると、小学校高学年から中学1年生位の間に急激に読める様になるんです。継続は力なりですね
繋がりそうで繋がらない回路が、突然全て繋がる感じと言いますか…。どんなに読めなかった子も例外なく皆読める様になります❗️
ちなみに幼少期、習う先生先生にこんなに読まない子弾けない子見たことないと言われ続けた私ですが、ありがたいことに音大の学生時代には譜読みの速さは同級生達の中でもかなり早い方になっていたのでした
おそらくそれは私が譜読みできない沼にドップリハマり込んでいた小学校4年生ごろから支持した二人目のピアノの先生のおかげかと思います。
特別な譜読み方法があったわけではありません。
ただ単にわたしにとっては
スパルタだった
この一言に尽きます。
長くなりましたのでどうスパルタだったのか
次回に書かせて頂きます🙇♀️
私の音楽黒歴史ですが次回がもっともこれから音楽を始めるお子さんとその保護者の方々にお伝えしたいことになります。ぜひお読み頂けますと幸いです🙇♀️