先日のVerzuzですっかり燃え尽きて(笑)、間が空いてしまいましたが。

Bobbyの曲は数年前にBETでThe New Editon StoryとThe Bobby Brown Storyやったあとに懐かしくなってプレイリストを作ったので結構聴いてたんですが、Keith Sweatがしばらく聴いてなかった曲もあって懐かしかったです。

 

特にLSGのCuriousがやたらとツボにハマってしまい、やたらとヘビロテ中になっています。

(載せたとき名前間違えたくせにね)

 

自分が聴きたいからまた貼っちゃう。

Curious LSG feat. LL Cool J, Busta Rhymes & MC Lyte

 

で、今日は映画ですよね。

Verzuzのおじいちゃん的会話のMemeで思い出した映画、”LIFE”。(会話の内容的には別にリンクするところはなかったと思うんだけど、おじいちゃん2人の笑える会話、みたいなところでw)

日本ではあまりメジャーじゃなさそうだし、アメリカでもどちらかというとブラックムービー寄りなので多少観る人は偏ってるかもしれないけど、結構良い映画。そしてサントラもなかなか良いんですよ。

 

トレイラーはこちら

日本のはシーンの一部を切り取った感じだったので、アメリカのも貼りますね。

日本の

アメリカの

 

 

 

あらすじ

囚人用の墓地で穴を掘る若い囚人たち(1人はHeavy D RIPお願い)に、おじいさんの囚人がかつて収容所で一緒に時を過ごした、そこに埋葬される2人の話をするところからはじまります。

 

NYでたまたま同じクラブに居合わせたRay(Eddie Murphy)とClaude(Martin Lawrence)。

Rayはちょっとしたチンピラ的な男で口が達者。Claudeは銀行の仕事がやっと決まってGFと食事に来てたんだけど、2人ともそれぞれの理由でクラブオーナーのSpanky(Rick James)にお金の借りがあって、その借金のカタにミシシッピーからの密造酒の運び屋を引き受けることに。

 

お酒の買取が無事済んで、折角だからちょっとお祝い兼ねて遊んでいこうって寄った先で殺人事件に巻き込まれて、ほぼ問答無用で濡れ衣を着せられて終身刑に。

そしてミシシッピーの黒人の囚人が収容されている収容所に送られ、そこでほかの囚人と共に肉体労働を課せられる。何度か脱走も試みたけれども失敗、2人ともすっかり年を取っていき・・・って感じでしょうか。

 

Eddie MurphyとMartin Lawrenceはこれの前にもBoomerangで共演してて、これが2作目の共演。2人ともコメディアンなので当然かけ合いが笑えるのはもちろん、収容所のほかの囚人達もなかなか豪華メンバー&個性豊かなキャラクターでその辺の絡みも良いです。

 

コメディアンのBernie MacがJangle Leg (Claudeが来たばかりの時色目を使ってきた人)

またまたSanaa LathanがClaudeのGF

Anthony AndersonがCookie(収容所のCook)

Miguel A. Núñez Jr.がBiscuit(オネエな感じの人←この言葉使って大丈夫かな?)

 

そして、以前紹介したJason's Lyricにも出てた

Bokeem WoodbineがCan't get right(ちょっと障がいがあるようでしゃべれないけど野球がうまい人)←今回はヤバいキャラではなく、Sweetなキャラでしたね。

Lisa Nicole Carsonがまたまたセクシーな、Claudeを誘惑してお金をせしめる女性の役で。

 

あと当時の映画やテレビにちょこちょこ出てた

Guy TorryやMichael Taliferro(RIPお願い

そして、出てくると必ず悪い奴なClarence Williams Ⅲ(最近亡くなったそうですね。RIPお願い)もまた悪い奴(ギャンブルでイカサマしてRayのお父さんの形見の時計を取り上げちゃう奴)の役で出てます。

 

そして、コメディで笑いつつ人種差別等のダークな部分も織り込まれ。一応コメディ映画って事でそれがメインのテーマじゃないからそこまでシリアスな取り上げ方してないし、やな奴である看守たちもここでは根っから悪い奴ではないって感じに描かれてますけどね。やな奴もいるけどいい人もいるよ、みたいな風に。(歴史的に実際どういう事があったのかって掘り下げるとかなり重いし悲惨ですがね)

 

EddieとMartinのキャラは元々NYの人たちだけど、ミシシッピーに来ますよね。

時代背景が1930年代ということで、2人が来た北部はまだましでも、ミシシッピー(南部の田舎町)は当然まだ差別がひどく途中で寄ったカフェは黒人お断わり(Whites Only)サインが出ていてサービス拒否&抗議したら撃たれそうになったり。

黒人だから大して事実関係の確認も捜査もなく、無実なのに終身刑になったり。(人の罪をなすりつけられて有罪&刑が重い)

囚人だからという名目で、無償でハードな肉体労働をさせられてたり

警官が嘘つきで人種差別者だったり

当時の一般社会のゲイへの風当たりが強いことを匂わせるようなシーンがあったり

白人のご機嫌をうかがうような黒人キャラが出てきたり(←こういう人はUncle Tomって言われます)

 

そんな感じでそんなにどーんと有名な映画じゃないですが私は結構好きです。

 

そしてサントラ。

映画の音楽をWyclef JeanとR. Kellyが担当したらしく、カバーにもどーんと名前が載ってますね。でも、結局サントラから売れたのはこの2人が担当した曲じゃなかったような?私が覚えてないだけかな。(MaxwellのFortunate売れましたけど、これR.Kellyの曲なんですね。てっきりMaxwellが作ったと思ってた)

 

 

私がこのサントラで覚えてて好きだった曲は2曲あって、一つ目は

MaxwellのFortunate

サントラに入ってる曲のMVって結構バーンと映画のシーンが出てきたりするのが多いけど、これは部屋のテレビでひっそり映画が流れてるって感じ。

 

もう一つはCity HighのWhat Would You Do?

 

 

どちらも歌詞とかまったく映画の内容と関係ない感じなんですけどね。

City Highはこのサントラには入ってないんですがCaramelっていう曲も結構好きでした。

今気づいたけど、feat. Eveだったんだ~

 

City Highは3人組なんですけど、最初のMVで白いdo-ragしてるRyan Tobyは日本でも結構知られている映画、Sister Act2(天使にラブソングを2)でOh Happy Dayを歌った子なんですよね。City Highができたのは天使にラブソングを2からしばらく経ってからみたいですけれども。

 

 

結局アルバム1枚くらいしか出さないで解散しちゃったんですけど、RyanとリードシンガーのClaudetteはグループで活動中に付き合ってちょこっと結婚してたらしいですね。別れちゃったみたいですけど。今はみんなどうしているのかよくわからないんですが、Claudetteは数年前ちょっとテレビのドラマとかに出たりしているのを見かけました。

 

そういえば、さらにゴシップ的なネタなんですけど、この映画の事書き始めたらEddie Murphyの息子とMartin Lawrenceの娘が付き合ってるっていうのを見かけて、このタイミング!ってビックリしました(笑)

 

写真見たい方はCNNの記事ここに貼っておきますね→ここ

 

 追加情報: 次のVerzuzのスケジュールが出たようです。
 
次回は8月3日(火) 夜9時(ET)からで
The Lox vs Dipset だそうです。
平日の夜9時から…そして組み合わせ的にも私苦手系あせるもう誰だっけ?って検索するレベル。
The LoxはSheek Louch, Styles P, Jadakiss(←Sheek Louchって名前聞いた覚えもない滝汗)
DipsetはCam'ron, Juelz Santana, Jim Jones
だそうで。この2組ならDipsetの曲のがわかりそうだけど…どうしようかな?