初稿:2020年5月
タイトル通りなソフトを作りました。
大量のoto.iniを読み込んで一括処理できます。
目指せ、原音設定界の最強プラグイン!
(BMIが測れたりディスクトレイが開いたりはしない予定です)
左半分で処理するoto.iniを読み込み、
右半分で処理内容を選びます。
処理内容は起動後の画面の他、右上の≡からも選べます。
配布所はこちら >UTAU関連ツール>otoiniまとめて改造ましーん_v131.zip
・バックアップを作成
新しい音源をお迎えして、さーてこれから改造するぞ!
とその前に、元のoto.iniを取っておくための機能です。
他の機能を使ってるときにoto_backup.iniを上書きすることがあるので
それ以外の名前がいいと思います。
・四捨五入
・行を追加(語尾など)
語尾や母音結合用のエイリアスなどを作ります。
部分一致で複製もできます。
この画面の設定値は次回起動時に引き継がれます。
・連続音にVCを追加
連続音にあると便利そうなVCを作ります。
(CVVCにあるようなすべてのVCが作れるわけではありません。そういうときはれんたんさんを使ってください)
子音の種類ごとに、これはあったほうがいいよ・なくていいよという説明があります。
・エイリアスを検索して削除 ←new!
エイリアスを検索して、部分一致した行を削除します。
削除前に削除するもの一覧を出して、本当に消すか確認します。
[APPEND]の文字をクリップボードにコピーする機能が付きました!
・重複したエイリアス ←new!
「重複を検索」では、重複したエイリアスを
oto.iniごとか、読み込んだ全oto.iniの合算かを選んで一覧表示します。
削除機能は
重複したエイリアスをひとつひとつ確認しながら削除、
重複したエイリアスを自動的に削除、
数字がついているエイリアスを重複とみなして削除
の3種類があります。
(「数字付きのエイリアスを削除」は「C4」などの音階名の数字を重複と勘違いすることがまれになくもないため、あまりおすすめしません。エイリアス変換モードで重複の数字を削除して、「確認して削除」「自動的に削除」のどちらかを使用するほうが安全です。)
削除するときは、[ん]系ならア行のものを優先して残します。
また、カ行とキャ行の両方に[き]が存在する場合など、拗音でないほうを優先して残します。
残す個数は指定できます。
・エイリアス変換 ←new!
エイリアスを部分一致で変換します。
デフォルトでいくつかプリセットを用意してます。
(11/2 プリセットが増えました!)
[C4]を[強C4]にするとか[_C4]にするとか、
[ん2]の2を消すとか、
ローマ字をひらがなに変換するとかができます。
リストの上から順に変換するので、
例えばyaの下にkyaがあるとyaが優先して変換され「kや」になります、順番注意。
「プリセット編集」から今の状態を新規/上書きで保存したり、
既存プリセットのリネーム・並び替え・削除ができます。
プリセットは C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\UTAU\OtoReformer\Replace_Preset.xml に保存されるので、これを消すとインストール時の状態に戻ります。
ところで、C4や↑などの音階名を編集したらprefix.map(音階割り当て)も編集しないといけないので、
「Map Editor」も併せておすすめです。
・エイリアス末尾に音階名などを追加
エイリアスのうしろに音階名や表情名をつけます。
両方にチェックを入れてもokです。
(全oto.ini用のSuffixが、各oto.iniのSuffix入力画面で最初から入力された状態になります)
・パラメータをまとめて横にずらす
新しい音源を原音設定するときに、ひな形のoto.iniとwavにずれがある場合があるので、それを補正します。
・wav名に_をつける
連続音やCVVCなど、1本のwavから複数のエイリアスを切り出すときはファイル名の頭に「_」などをつけます。
(詳しい話はこちら)
ということで、oto.ini、wavファイル名、frqなどを書き換えます。
・原音設定チェック用ustを作成
今のところは以上です。
某プラグインを見習ってフットワーク軽めでガンガン機能を増やしていきたいので、
要望やバグ報告はご遠慮無くどうぞ。
マシュマロもあるんで匿名がいい方は使ってください!
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