皆さんこんにちは。

前回は出産時必要な、入院バッグと陣痛バッグについてお話をしました。

 

今回は、実際に陣痛かな?と思った時から入院までの【流れ】をざっとお話できればと思います。

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この頃には病院敷地内の桜も満開で妊婦健診で訪れる度に癒されてました照れ

 

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安定期を過ぎたら、カモミールやラズベリーリーフティーをよく飲んでいましたチューハーブティーは飲む時期と種類だけ要注意ですね。

 

 

通常、陣痛はリラックスした状態、つまり副交感神経が優位な状態に起こる事が多いと言われていますニコニコ

私自身も、熟睡中の真夜中3時頃に陣痛らしきものが始まりました驚き

 

痛みの種類は、

お腹を下したような、

生理痛のようなものが

突然、

等間隔でズンッとくる感覚ですキョロキョロ

 

さっそく陣痛アプリで時間を計測してみると、6、7分毎に波が訪れてました煽り

 

出産に関する本では、「陣痛は10分間隔で始まる」というような記事が多く書かれていたのもあり、最初から6、7分毎なんて短すぎるから、これは陣痛じゃないのかな?と半信半疑でした大あくび

が、

痛みはあるので、すぐに病院に電話をすると、

「おそらく陣痛で間違いない。間隔も短いので、すぐに向かってください」

との事で、

夫とタクシーで向かいました。車アセアセ

(自家用車だと駐車場に入れる手間もあったので、連れ添って院内に入ってもらうためにもタクシーにしましたニヤリ)

 

ちなみに陣痛タクシー🚕とも呼ばれる、マタニティタクシーを事前登録していたのですが、

タイミングが合わなかったようでガーン

到着まで20分程かかると言われガーン

結局、アプリで普段通りにタクシーを呼び、

数分で迎えに来てもらいましたにっこり

 

マタニティタクシー🚕、

いろんな方の後日談を見ていると、このようなケースが実は割りと多いようです。台数が少ないのかなはてなマーク

マタニティタクシーもうちょっと頑張ってほしいですね笑い泣き

 

普段使いしているモノ達(スキンケアやさっきまで使っていたブランケットなど)を入院バッグに詰め、

陣痛バッグも持って、

タクシーに乗り込みますびっくりマーク

※(スキンケア一式は、sheinの壁にかけられるトラベルポーチが便利だったのでオススメです。)

妊娠中、ずっと側に居たベアフットドリームスのブランケット

 

 

ちなみにマタニティタクシーというのは、

文字通り陣痛が始まってから妊婦さんが病院に向かう為の登録制のタクシーサービスで🚕、

事前に、

病院や、迎えに来て欲しい場所などが登録出来、

また車内で破水などが起きた場合にも対応出来るように、

座席が防水シートで覆われている会社があったり、

あるいは汚してしまってもクリーニング代が免除になったりと、

妊婦さんがストレスフリーで病院まで向かえるサービスがあります。

 

しかし私のように当日必ず利用できるとも限らないので、心配な方は普通のタクシーアプリもインストールしておくと良いかと思います。

 

既に自覚出来る痛みですが、自力でエレベーターに乗り下まで行く余裕はまだあります。(マンション8階在住)

ちなみにその時の服装は、

夜中の陣痛だったので、ジェラートピケのルームウェアにコートを羽織ってスニーカーで向かいました。

とにかく冷やさない事を重視予防

(ジェラピケのマタニティラインはおすすめです。モコモコでとにかく温かい。ボトムスは腹巻き付きです。)

 

タクシーの中では、徐々に痛みが増してシートに座っていられず、、ガーン

どうにか深呼吸をしてやり過ごしました。

この深呼吸、このあともかなり重要になってきますおひつじ座

 

そして、病院に到着🏥

すぐに診てもらうと、子宮口が既に3cm開いてるとの事。

3cmまでに開いていたのを助産師さんに聞くと、自宅で十分リラックス出来ていたからでしょう、との事でした。

確かに、臨月で4月に入ったこの頃には、

陣痛がいつ来てもいいように、日中、大好きなお寿司やジンギスカンを食べに行ったり、綺麗な桜を見に近所に出掛けたり。

自分にとって心地良い事を沢山して、

もういつ来ても良いよ〜赤ちゃんにっこり

と話しかけながらリラックスして過ごしていました花

そんな数日があり、陣痛が一気に進んでいたのかもしれません。

 

あとは、3月には控えていた【陣痛を促す為のストレッチや床掃除・スクワット】もこの頃に始め、その2、3日後に陣痛が来ました。

特に陣痛を促すスクワットは、赤ちゃんの頭がグンと下がるのを感じるくらいに手応えがありましたキョロキョロ

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こんな感じで暇さえあればヨガマットでマタニティヨガをしたりストレッチしたりしてました。ヨガポーズは妊婦さんNGなものもあるので、妊婦さん専用のヨガメニューをすると良いかと思います

 

この頃は、連日ポカポカ陽気が続いて、気持ちよかったなぁニコニコ

 

 

 

そのほかに陣痛が始まってした忘れちゃいけない事の一つが、

・メルカリの出品商品を停止にする事

です笑い泣き

これ、案外忘れそうな項目なので、

事前にメモにまとめてました。

もちろん旦那さんと連携すれば発送など出来ないことも無いですが、

売れた場合のメッセージのやりとりなどが、

出産前後では到底できそうに無いと思ったので、私は出品の一時停止を選択しました。

 

 

そして私が今回利用させてもらったのは、LDR室という欧米では割とポピュラーだそうな、【陣痛から分娩までを全て同室で行なえる】という部屋で、

兼ねてから希望していた畳のある部屋にしてもらいましたニコニコ

間接照明が多用された、落ち着ける空間です。

分娩の、赤ちゃんが取り上げられるその直前まで、この灯りの中を過ごせます。(その瞬間は、万が一の為に助産師さんの手元が明るくなります。)

夜に浴びる青白い蛍光灯の光が苦手なので、とてもリラックス出来ました合格

灯りも自律神経に大きく影響するので、リラックスして産みたい方は病院に確認してみると良いでしょう。

ちなみにこちらの病院は産科HPにも、

【産婦さんにリラックス(副交感神経優位な状態)して出産に臨んでほしいから間接照明を多用しています】と記載があり、

それも当院を選んだ決め手となりました。

 

日赤という大きな病院ながら、助産院のような落ち着ける空間で、さながら旅館に来たような気分になりました。ニコニコお団子

着いたら大荷物をそちらに置き、

旦那さんは、子宮口が全開になって分娩開始になったら呼ばれるという形で、

一度自宅へ戻りました。

 

 

病院へ到着の3、4時間後の8時頃、軽い朝食が運ばれてきました。

 

が、痛みとつわりのような不快感でヨーグルトを一口しか食べられませんでした。

 

ちなみに陣痛は、

きちんと食べ、

胃腸活動を活発にしたほうが、

その後のお産が格段に進むそうです。分娩も一種の排出(?)だからだそう。

 

とは言え、食べたら吐いてしまいそうで、まったくだめでした。自分でもお菓子を用意していたので、食べられなくなるのは想定外でした。

 

 

痛みに緊張感が募る中、病院で用意しているアロマディフューザーを用意してくださり、馴染みのあるローズマリーとベルガモットを選ばせてもらい、リフレッシュ出来るようしてくださいました。

 

 

陣痛室では、常に出産のプロでもある助産師さん2名が付き添い、
話しかけてくれたり、背中をさすったりしてくれます。
 
また、「温かいお風呂も陣痛を促しますが入りませんか?」
と勧められたのですが、
その時はそれすらもハードルが高く、
この畳の部屋で正座したり深呼吸したりして、
どうにか痛みを逃していました。
 
この頃は、まだ子宮口全開していないので、痛くてもいきんではいけません。
これが俗に言う【いきみ逃し】ですね。
 
痛くても呼吸をやめず、歯は食いしばらず、深呼吸を続けます。
それによって後々の分娩で、会陰が裂けるのを防いでくれます。
 
この呼吸法はソフロロジー法と呼ばれ、日本でも今この呼吸法を取り入れる産院も増えているようです。
 
ドラマでよく見るような呼吸はラマーズ法と呼ばれ、
交感神経を優位にし、身体を硬直させ、産道の筋肉も固く狭くなり、
戦闘体勢になってしまうそう。
 
対してソフロロジー法は深呼吸により常に副交感神経が優位な為、
産道の筋肉も萎縮せず、赤ちゃんも苦しくないというもので、
こちらも私のバースプランの一つでした。
 
また陣痛室には、
抱き枕やまたがれる椅子、
バランスボール、テニスボールなどを借りることが出来ます。
私もテニスボールは持って行ったのですが、あまり活用出来ませんでした。
それよりも助産師さんがお尻を抑えててくれたのが、とても安心出来ました。
 
ちなみに心配していた、
分娩中(下半身を脱ぐので)寒くならないかという問題ですが、
レッグウォーマーや腹巻き、
貼るカイロなどあらゆる防寒グッズを準備していましたが、
 
分娩室は、産まれてきたばかりの羊水で濡れている赤ちゃんが空調の風で冷えないように…と、
暖房設定がされており、
まったく心配はありませんでした。
(こういう方針が無い、空調が直接あたり寒い思いをしたという妊婦さんもいるようなので、気になる方は事前に病院に確認してみると良いかと思います。
 
私の病院では、「付き添いの旦那さんはもしかしたら暑いかもしれないので、そしたらTシャツになって頂いて構いませんからね。」という助産師さんのアドバイスもあったくらいです。
なので、寒がりや冷え性なプレママさん、
そこまで心配されなくても大丈夫そうです照れ
 
 
そして子宮口全開になり、
産科医の先生が入室し、分娩室が慌ただしくなっていきます。
助産師さんが呼吸に合わせて声をかけてくれたり、
出産に向けて体制が整えられていきます。
 
私自身の体位もこちらの意見を尊重してくれ、
(本来、出産は妊婦さん主体で行うものと言われてますね)
横向きや仰向けだったり、ベッドの角度を上げてもらったり。。
色々試せたのが良かったです。
私は横向きになりながら足は広げる、というのがなかなか難しく(つりそうになった、、)、
仰向けで、ベッドも起こし気味にしてもらいました。
 
引き続き助産師さんの掛け声でフーーと、吐く呼吸のほうにより意識を集中してソフロロジー法を継続。
陣痛中は常に装置につなげて赤ちゃんの心拍を確認しているのですが、
私の場合、赤ちゃんが産道を通っている時も心拍が弱くなることなく、
元気なままゆっくり降りて来てくれていたようです。
 
それもやはり、母親である私がリラックスして腹式呼吸を継続していたからだそうで、
おかげで産道の筋肉が萎縮してカチカチの細い道になる事も無く、
ゆっくりゆっくり、元気な状態のまま赤ちゃんは降りてこられたんですよ。と褒めてくれました。
 
そして最終的に、
39歳初産、会陰が裂ける事も、切開する事も無く
(これが怖かったので、毎日会陰オイルパックはしていました!)、
無事に元気な女の赤ちゃんを産む事が出来ました。(2914g)
 
 
お産は誰しもが思うように、少なからず不安はありましたが、
ここまで赤ちゃんのために腸内環境を意識した食事をし(お母さんの腸内環境がそのまま赤ちゃんの羊水の質と直結するそうです)、
血流が滞って赤ちゃんに栄養運搬がされにくくなる事の無いようにヨガやストレッチを続け、冷えは大敵なので身体は常に温めて、を実践してきたので、
きっとうまくいくだろうと信じていました。
(両親は、私が小柄で39歳の高齢出産ということもあり、とても心配していました。)
 
 
そして無事、出産。
産まれた瞬間から、身体が軽くなり、
さっきまで痛かった骨盤底筋群の怠さも無くなり、全身からパワーがみなぎるような気がしましたウインク
 
そして念願の、カンガルーケアおねだり
 
カンガルーケアとは、産まれたばかりの赤ちゃんを胸の上に乗せ、
母親の体温で、産まれたばかりのまだ体温調節が苦手な赤ちゃんを温めて、また母親の汗を舐めさせ、
常在菌による免疫力を獲得することの出来る、とても意義のある尊い時間の事ですうさぎのぬいぐるみ
 
こちらもしたかったバースプランの一つで、
日赤はカンガルーケアを推奨している産院だったので、
そこの思いを、当たり前のように尊重してもらえました。
 
このカンガルーケアの所要時間は、産院にもよるかと思いますが、
お産後、胎盤の処理などをしてもらい、
その後助産師さん達は一度退室をされ、
約1時間ほど、夫と私と赤ちゃんの、家族水入らずで過ごす事ができます。
 
私の場合、19:29に出産をし、そのあと臍の緒や胎盤の処理をしてもらったあと、
22時前位まで、3人で過ごせました。
 
カンガルーケアを推奨していない産院では、
こういった時間を設ける事も無く、産まれたばかりの赤ちゃんを一度病院に預けなくてはならないそうなので、
カンガルーケアをされたい方は、事前に確認すると良いかと思います
 
その後22時過ぎに、荷物をまとめ、入院する個室に車椅子で移動します。
出産後の身体は事故にあったのと同等のダメージを受けていると言われますので、無理は禁物です。そしてここから、母子同室が始まりました。
 
以上、陣痛から入院、出産までの流れをお話ししました花
 
 
少しでも参考になれば嬉しいです照れ
 
次回は、
妊娠中、どのような事に気をつけていたか(食事など)についてお話ししていきたいと思いますニコニコ