母と2人きりの生活がこれから3週間程度。

母の毎日は、

グラウンドゴルフ

写真クラブ

麻雀クラブ

頭の体操会

などで毎日と言っていいほど出かけている。良いことだとは思う。で、母はそこで起こるムカつく事を電話で仲間と言い合ったり、解決に向けて働いたり、母の周囲にいつも揉め事があるのは昔からだ。楽しかったね〜で終わることはまずない。

83歳にもなるのに頑張ってるのはパソコンで、wordは60代のころから、Excelは最近になって始めたらしい。会の出席日数のシートを作ったり「たより」の文章校正などらしいのだが、今までやってた70代のおじさんは、表をわざわざWordで作っているらしい。しかも保存方法を知らないので誰かに送ったら2度と編集は出来ないそうで、翌月はまたWordで表を作るのだ。カレンダーのようなもの作るとしたら普通はExcelだと思うのだが。。。

○○だより の文章もWordで打った、いや、ワープロで作った、じゃワープロ(30年ほど前の)のデータをどうやってメールで送ったの?と聞いたら、いや、パソコンのワードで打った、、、添付って知ってる?知らない。。。というのを延々とやっている。最初は私も付き合って手伝ったが、そのおっさんのPCに本当にWordがはいってるのか、おっさんがどの程度の知識なのか、母も知識があやふやな上で頑張ってる状態なのに、私がPCのエキスパートでもあるまいし「これどうすんのー?」「えー?分かれへんのー?」て言われても。。オタクらがWordなのかワープロなのかも不確かで私に何がわかるというのか。かなりイラついてきたので母がノートPCを広げたら席を外すようにしている。

 

実家は3階建てで、私の部屋は3階。

2階はキッチン、リビング、と空室(母の物置部屋)、1階は母の寝室、風呂トイレ、家事室がある。

1人では大きい家、と母は言いつつ「収納が足らん!」といつもいう。私のモノが多い、というが私の私物は私の部屋のクローゼットに全てしまってある。これは旦那さんの冬服、コート類、パジャマなども。だけど溢れるほどもなく、使わないものはほぼ無い。どれも次来たら使えるものばかり。

母の部屋は2部屋あるが見るたびに言葉を失う。。。

モノが溢れていて。

実家に帰った時に目についた帽子は、その日のうちに10個見つけた。

2階の母の物置部屋には3枚扉の大きな収納があるが、使わない布団、使わないバッグ(大型段ボール)目一杯、ウォーキング靴、台所にはフライパンが10ほどある。料理はほとんどしない、惣菜を買うか冷凍モンで充分と言いながらそんなにフライパンが要るのか。。。どこぞの美味しい水とかを箱買いしている。冷蔵庫に常時冷やしているが、私は勿体無いので浄水器の水を入れていたら、それを「買った水」だと思って飲んだらしく美味しかったわ。。。と言っていた。買う必要、ある???

家の備品が壊れて買い替えるのは仕方がないが、

ノートPC

エアコン

インターホン

シャワーヘッド

は新品になっていた。

あとテレビのリモコンが壊れただけなのに、テレビが壊れたと言って買い換えたい(買ってくれという意味) ユニバーサルのリモコンを買ったらテレビはついた。チャンネル音量も問題なし。ネトフリは私のアカウントを入れてあげたので母のタブレットは大好きな映画を観れるのでTVはあまり見ないのかもしれないが。

 

冷蔵庫の給水タンクにヒビが入っているから新しい(給水タンク)買って欲しいと言っていたが、ただのデザイン(両サイドにラインがはいっていただけ)なのに。ヒビが入ってたら水漏れするはずだけどしてない。私はヒビとは思わないから買わない、だけどお母さんがヒビだと思って変えた方がいいと思うならお母さんが買ってね、1万円くらいするから、そう言ったら(うーん、ただのデザインかなぁ。)と言っていた。デザインやっちゅうねん!

 

母の生活費は4万円の年金なので私から毎月7万円をサポートしている。その額でやっていけると言ったので7万円なのだ。私にすれば私もオーストラリアの生活があるからこれ以上は無理。だけど実家に帰るたびに使いもしない母の私物を見るたびに、無駄遣いしてるよなぁと感じてしまう。だけど私に頼ることなく自分のお金(渡している7万円も母のお金だから)で家の壊れたところもなんとか修理しているので感謝している。もう少し通販の買い物をやめればいいのに。。と思ってしまう。

言えば必ずケンカになるから言わないでおこう。

だけど段ボール目一杯の使わない安いカバンたちを見たら、なんとも複雑な気持ちになる。

 

どうして欲しいか?

ただひとつ。

使わないものを処分して欲しい、それだけだ。

断捨離をすれば無駄買いは必ず減る。買う時に、本当に必要なものかを吟味するようになる。今、本当にいるものなのかを考えて買うようになるからだ。2階の物置にしている部屋も、使わない文具などが山のようにあり本人も覚えていない。覚えてないからまた買うのだ。勿体無いから安いのをちょこっとだけ買う、それが積もっている部屋。

いちど一緒に「手伝うわ」と暖かいお天気のいい日に窓を開けながら断捨離を手伝ってあげよう。解決はそれからかな。

 

私もカバン好き。

だけど買う時には、必ず使わないカバンは容赦なく捨てる。オーストラリアでカバンは買っていない。機能が良くないから。

だから大阪に戻って難波で一つだけ機能のいいハンドバッグを買った。それを見た母、

「ええなぁ、そしたらさっきまで使ってたあの青いカバン、要らんやろ?くれへん?」

だってさ。