MAIKO music room
"ピアノ教室に通ってちゃんと練習してくれるかなー？？"
というご心配について
今日は少し真面目な？
お話をしたいと思います。
よく、
"ピアノ習わせたいけれど
家でちゃんと練習してくれるか心配"
や
実際、ピアノに通いだして
全然練習しない、
練習をしたがらない子に
"練習しなさーい
"と子どもたちと喧嘩になってしまう
というママたちは少なくありません。
確かに
練習したらしただけうまくなりますし、
私も練習しなくていいとは、生徒さんや保護者の方には言わないのですが…
でも
先生が
"今日も練習してないの？？"
といつも生徒さんに怒ってばかりで
レッスンの雰囲気が悪くなったり、
ママとも
いつも練習のことで喧嘩する
のが理由で
ピアノが嫌いになるのはもったいないなー
と思っています。
それで、練習したがらない理由の一つに
練習のやり方がわからない
というのがあるのでは？
と思うようになりました。
(もちろん、これが全てではないですが)
そこで、
小学生からレッスンのはじめに10分間の自主トレの時間を作っています。
レッスンに来て、出席をとって
自主トレスタート
ここでお家の練習の様子が見えてきます（笑）
レッスンをノートをみていない
楽譜を開かないで弾いている
やたら休憩が多い
同じ曲の宿題でも、
先週の宿題は両手だったのに、
片手だけ弾けばいいやーで
練習してしまっていたり
などなど。
そんな感じで練習をダラダラやっていると
何をどうやって練習したらいいか
整理できていないので
練習してるつもりなのに、
上手になっている感じがしない
このあいまいな感じが
ピアノに向かうのに躊躇してしまう
一つの原因なのかなー
と思うんです。
なので、
お家で練習するための
練習の時間をレッスンでは設けています
ここを意識してもらうのとそうでないのとでは練習の取り組み方が変わります
この時間を取ってから、
すぐにはできるようになるわけではありませんが、
3ヶ月、半年、一年
と続けたら…
だらだら練習する子ではなく、
目的をもって
集中して
短い時間で
効率的に
練習できる子たちに変身していっています
中高生になってもピアノを続けられているこはこの練習の仕方をマスターしている子が多いです。
勉強、塾、部活など忙しい中でも
やりたい曲を逆に息抜きになるー
といって練習してきてくれるようになります
そんな中高生になってもらうことをイメージして
小学校1年生から
10分間自主トレをやってもらいます。
何事も継続は力なりですね
この力はお勉強にも
役立つ力になるのではと思っています。
努力できる時間や体力、気力は限りがありますからね
特に我が子に集中力がないとお悩みのママには
"ココ"というときに努力したり、力を発揮したりできる子になるよう10分間トレーニングやっていきましょうとお伝えしています。
音楽を楽しんでほしいのが1番の願いなのですが、
やっぱり"弾けるから楽しい"というのも
あります。
そのために
淡々と努力＝練習する、やり続けられる力をある程度はつけてもらわないと上達しません。
ピアノを教えることと、
集中力、継続力を上げることを意識したレッスンは、私も子どもたちも大変な時もありますが、そこでかけた手間はその子たちの将来にとって、絶対裏切らないものになると信じています。
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