『プロ野球開幕までの3か月間限定でラジオをやりませんか?』

 

 

6年前にこうして始まったABCラジオCheers!

昨夜、最後の放送を終えました。

 

 

いつも通りにしよう、楽しくやろう。

そうは思っていても何となく興奮していたし

早口になってしまったし

最後まで反省しっぱなし。

満足いく放送なんて一度もなかったんだと思います。

でも、だからこそとても思い入れのある番組でした。

 

 

ふと振り返ってみると何とも儚い時間、あっという間だった気もすれば

ものすごく長かったような気もします。

それくらい多くのことを教わり、たくさん悩み、泣き、笑いました。

 

 

 

相方であるたつをさんとは

一時期ものすごく仲が悪くなりました。もうね、嫌いでした!笑

曲中まったくしゃべらず、オンエアでだけしゃべりました。

その時間を付き合わせてしまったリスナーさん、スタッフさん、ごめんなさい。

それがどれくらい続いたのか、どうしてまた仲良くなったのかは

ちっとも覚えていませんが、

そんな事件があったから、最強の相方になれたと思っています。

 

器用なのか不器用なのかよくわからず

めちゃくちゃな人に見えるけど

実は、心というか器が大きい人で

私がオニイジリするのを面白がってくれました。

何となく話が上手くまとまったり、オチがついた後は

カフを下げてから必ず『こづやん、ありがとう。』と言ってくれていました。

『何を言っても受け止めてくれる』

そう思えたから、安心してしゃべれました。

時には収拾つかなくなるくらい

本音でぶつかり、本気でふざけました。

 

 

 

それを止めてくれるのがヘイヘイこと浜端ヨウヘイ。

止めてくれるというか、見守ってくれるというか。

真面目なヘイヘイは、私たちがヤイヤイやりあってるのを

いくとこまでいけよ、と眺めながら

絶妙のタイミングで突っ込んでくれました。

 

そして、何気なく私の味方になってくれることが多かったです。

私の、いざとなったら本気でスネる性格と

男2女1というバランスを考えてくれていたんだと思います。

とてもありがく、大きな存在でした。(物理的にも)

 

 

 

そんな私たちを操縦していたのは、まちがいなくディレクターのえぶっちゃんです。

怒ってくれて、泳がせてくれて、一緒にふざけてくれました。

そして、誰よりも番組のことを考えて、下手くそな私たちを支え続けてくれました。

ブースの窓越しにえぶっちゃんの笑顔が見えるとホッとしました。

Cheers!の大黒柱です。本人嫌がるやろうけど。

 

 

お母さんみたいにみんなのことを心配してくれたジャイ子。ケータリングの謎チョイスが好きでした。



公平に、優しく守ってくれたベンゾーさん。塩対応なのかと思いきやアツくて、べんゾーさんと飲めるのが嬉しかったです。



番組の生みの親、ジャイアン。みんなのお父さんはとてつもなく頼もしかったです。ジャイアンがでっかい懐を用意してくれていたから、みんな安心して飛び込んで、Cheersが始まり、歴史ができました。

 

 

Cheers!チームが、とても大好きで、とても大切です。

本当に本当にありがとうございました!

 

 

そして、リスナーの皆様。

ラジオ番組は、聞いてくださる方が作るものなんだと気がつきました。

『最初は聴かなかった』『途中で聴くのをやめた』

『でもまた戻ってきました』

そんな声を耳にしたり

頂いたメッセージやtwitterでの反応を見たり

ラジオまつりで会えて喜んでくださる方とお話ししたりしていると

つたない私たちを許して、聴いてくれてる方がいるから

しゃべれるんだなと、

こうやって番組はできていくんだなと思いました。


ラジオは丸裸で挑まなくちゃいけないもの。

飾れないし、飾らせてくれませんでした。

めっちゃ嫌われたやろうなぁと悩むことも多々ありました。

帰ってシクシク泣いたこともありました。


でも、すっごく楽しかった。

苦手だったおしゃべりが好きになりました。

他のお仕事も、肩ひじ張っても意味ないんだなと気づかせてくれました。

一番、私らしくいられた場所です。

 

 

最後、コピー用紙の束がなくなるくらいお便りいただいたんです!

本当にありがたく、幸せなことです。

泣くつもりなかったのに泣いてもーたわ!悔しい!

 

 

6年間、お付き合いいただきありがとうございました!

また、集まれますように。

覚えててね!

 

明日からもCheers!