ビリオネアと占い師の関係 | 正直に生きること

正直に生きること

とことん正直に生きること



私の知人に自分がゼロからスタートした仕事をほぼ自分の計画した(自分が◯◯歳になる時には年商◯億を達成するというような)目標に沿って事業を軌道に乗せた資産家がいます。




彼は「出来ないやつは努力が足りない」とか「出来ない奴は甘ったれてんだ!」みたいなことをすぐ口にする自分にも人にも厳しい人で、非現実な話をとにかく嫌がる野心家。







時々「元気ー?」
「おー元気よー!」と話をする分には良いのだけれど本気で語り合うとその厳しさが


とにもかくにも私の癇に触り(笑)

よほどのことがない限りもう会わない。


と決めてたのですが、数年ぶりに会うことになりました。





案の定、いつもの通りのイライラモヤモヤを全開に、本人に直接、悪口、暴言なども通常モードで言ってみたりしていたのですが






「あ。そういや明後日俺、占いに行くんだけどマイコ時間あるなら行くー?」と話をふられてすっごく行ってみたくなったのですぐさま態度を豹変させ「いいのラブいく♡お願いします。」と言ってその翌々日その占い師さんの元へ私も一緒に連れて行ってもらったのですハート







だけど、夢見がちな話は大嫌いで「若い時の苦労は買ってでもしろ。」というようなごもっとも論が大好きなこの人が、何故占いに行くんだろう?どうやってそこに辿り着いたんだろう?と不思議に思ったので車の中で






「占いなんてするんだ。なんか意外だね、そういうの嫌いだと思ってた。」と言ってみたら





やはり「占いなんかに頼る人間なんておかしい!って思っていたし、デタラメ聞くためにお金や時間を使うなんて理解不能。」と前は思っていたよう。





「じゃあなんでそれなのに行くことになったの?」と聞いてみたら



認めたくないし、信じたくないし、そんなことあるわけがない!と頭がで思うのに、そう思っていたいのに





その占い師さんとの出会いがきっかけで今まで自分が培ってきた考え方では到底辻褄が合わない〝さか〟や〝どうして〟と思う現実に直面するようになり、この世には自分の想像を超えた何かが確かにあると認めざる得ない。

しかもそれはとても現実的な事なんだ。という結論に至り今も時々その人の元に会いに行くようになったそうなのです。






私、この話を聞いた時つくづく思ったんです。


あー。そうだ。
インスピレーション
(宇宙の叡智から息を吹き込まれたような閃き)
って自分が(ナイスアイデア!いい考え!)と自覚出来るようなものではなく


不確かで、ぐにゃぐにゃした、なんの輪郭もない当てにならないもの。



今の自分にはなんの判断もつかない出来れば触れたくない、ちょっとコワくて引っ込んでいて欲しいような事だったりするよなー。って。



続く。