18日はNHK「さらさらサラダ」にリモート生出演しました。

見てくださったみなさん、ありがとうございました

↑ リモート中です。

デビュー前、歯科衛生士学校の時の写真から始まり、思い出深いライブなど、15年を振り返りました。

そして、『きみのあした♪プロジェクト』についても。去年スタートしたこのプロジェクトですが、まずは名古屋にゆかりのある方々がたくさん出演してくださったMVを制作しました。それから、日本舞踊や書道家、バレエなど愛知県内で活躍する様々な文化や芸術が登場する映像や、専門学校の学生やダンススクールの子どもたちによるダンス映像など、「きみのあした」からインスピレーションを受けて作られた映像作品6作品が制作されました。

今年度は、合唱に焦点を当てた活動を予定しています高校合唱部とのコラボや、名古屋市内の小中学校、愛知県内の合唱団体のみなさんに、歌っていただけるように準備を進めています。


そして、後半は私がおうち時間にハマっているものを紹介しました今回は急遽リモート出演になりましたが、とても楽しくお話しさせていただきました。環境を整えてくださった方々にもとても感謝しています。今度はぜひスタジオにおじゃまさせていただきたいです。


夕方は、東海ラジオ「源石和輝!抽斗」にリモート出演とても楽しかったです。ありがとうございました。

その他にも、いくつか取材などもしていただき、ありがたい一日でした。



 私は今回初めて、「きみのあした」混声四部合唱のアレンジに挑戦します。今までは、レコーディングで一部を合唱アレンジしたり、一人多重録音は子どもの頃からの趣味なので一人アカペラは作ったりしてきたのですが、本格的にきちんとした合唱アレンジをするのは初めてです。

合唱部に入っていた頃の経験も活かして、どのパートも歌い甲斐があるような、面白いアレンジを心がけました。



さて、ここからは、長々と書きます。

5月はいろいろやってたんですが、合唱のアレンジがだいぶ占めてました。

まずは、一人多重録音の合唱デモ音源ができあがったところで、関係者のみなさんに送りまして、OKをいただき一安心

アレンジも、何日かかけてとても根気作業でしたが、そのあと譜面化してもらうためのデータの整理が、また根気作業でした

どちらにしろ譜面になってからも確認していくわけですが、私は譜面があんまり得意じゃないんですよね....といってもずっとエレクトーンを習ってたので、基本的には読めるしわかるんですが、細かいところはうーんってなるので、渡す前のロジックデータの時点で細かいところまで形にしておくことに。

男性パートは、私には低くて歌えないので、オクターブ上で歌ったのをオートチューン(ピッチコントロール)でオクターブ下げて男性パートを作っていきました。普段自分のデモテープは、さっと録ってすぐ送るだけなので、オートチューンまで使うことなんてなかったので、今回初めて使い方を調べてトライしてみました。おぉすごい!って、楽しくなります。声を使って遊んでいるような感覚に。手がかかる作業はけっこう今まですぐスタッフにお願いしてたんですが、今回は家で全部アレンジしてデモ音源作りたかったもので。

歌も音符にちゃんとはめたいから、わかりやすくするためにオートで100%オートチューンかけたら、私の場合は普段から少しシャープなので、半音高く書き出される音符がたくさんあって、オートチューンかけてから確認しないでいたら、不協和音になりまくってたり、が時すでに遅しで保存を何回も押して作業どんどん進めちゃってるから、戻せず。結局一音一音オートチューン作業を全パートしたり....「いらんことしてしまったー!!」って何回も思ったなぁ....(笑)

↑ ロジックいじらない人が聞いたら何言ってるかさっぱりだと思うのですが、今日はだらだら書いてます。すみません。

便利な機能ではありますがオートチューンひとつとっても大変でしたが、他にもいろいろと、やることは山盛りでした。いつもデモテープは作ってきたけど、今回はまたいろいろと勉強になりました。


初めは、男性パートの声のみ低くした一人合唱デモ音源を完成させて、関係者のみなさんに送ったのです。

そのあと、データ整理作業で、100%正しい音にあてはめ直したデモ音源は、なんか全体的に低くてきもちよくない感じがしたから、(それが本来正しい音なはずなんだけど)私の音感は少し高めなんだなぁと思いました。半音もいかない、ほんのわずかな音感の話。けっこうフラットぎみな人が多いのですが、私みたいにシャープぎみになる人もたくさんいると思います。完全な人そんなにいないですよね。ようは聴いてる人が気持ちよければなんでもOK。むしろ、歌ってる人が幸せならそれでいいじゃんていう話です。

そういう、新しい気づきがあるから、作業っておもしろいですよね。15年やってても、知らないことたくさん。こういうわくわくがあることが幸せだと思うのです。

頭は使うし、腰や肩もかたまるし、エンジニアさんはいつもこのような作業をしていて、本当にすごいなぁとしみじみ思います。


 アレンジですが、「step」の歌で、Dメロからラストサビで、名古屋市の神沢中学の合唱部のみなさんに歌ってもらいレコーディングしたことがありました。その時も、合唱アレンジに挑戦したわけですが、今回はフルコーラス。しかも混声四部合唱ということで、とてもやりがい溢れました。

YouTubeにもありますが、アナ雪「ありのままで」の一人20人アカペラを作った時は、自分がわかればよかったので、譜面というより、自分にしかわからないメモ譜面みたいなものを見ながら各パートをひたすら録っていけばよかったのです。あれはあれでスタッフも「ひたすら録音していくだけで、終始迷路の中にいたけど、完成したらすごいアカペラできあがってた」って言われたくらい(笑)ものすごく大変だったんですが、自分だけがわかる暗号のようなメモ譜面ではなく、第三者にわかるように形にするということは、本当に簡単ではないんだと今回実感しました(笑)


とにかくいつもデータをさわってる人たちはすごいと、尊敬の念が増した出来事でした。なんだかんだいって、苦しいけど楽しい、いや苦しいだけなんだけど、過ぎてみれば笑えるみたいなそんな感じが、集中する作業というものですね。しみじみ。

いつも時間が経つと、こんなこと書かなくていいか!ってなっちゃって、そのまま更新することもなくなっていっちゃうので、今日はとりあえずぶわーっと書いてみました。

読んでくださってありがとうございます。




 実際にみなさんが歌ってくれる日が楽しみです。ものすごく感動すると思います。

楽しみがあるって嬉しいなぁ。

5月はほとんどこの作業をしていて、まだまだやりたいことがいっぱいあります。一つ一つ向き合っていこう。やりがいのあること、いろいろ決まってるので、がんばります。


みなさんのリクエストで選曲した15周年の弾き語りベストと、15周年のライブツアーのおかげで、とても大事なものを思い出したような見つけたようなそんな感覚があります。やっぱり気づかせてくれるのはみなさんなんだなと。まだそれをうまく表す言葉が見つからないけど、なんとなく自分の中では見えてるから、それってとっても大きな素晴らしいことなんです。


不思議と今は迷いがなくて心が晴れてます。方向が自分の中で見えている感じ。「chapter」の歌詞を書いた時に感じた予感は、やっぱりそうだったんだなと。方向が見えてないと、どんなプラスの言葉をもらえたとしても悩み続けるし、見えてると、どんなマイナスの言葉をもらったとしても迷わない。ようは自分を信じていられるかどうかなんですよね。きっとそれをいつも試されている。15年以上、悩んで考えて闘うことが仕事なんだから、強くなりますよねぇ。見せてないこと、見せられないで自分だけで乗り越えていかなきゃいけないこと、やまほどあるし。みんな闘ってますよね。

睡眠と食事とリラックスもしっかりとります。体と心を健康に保つことが、一番大切ですからね。毎日幸せを感じてます。ありがたや。

そろそろライブに頭を切り替えます。

ではまたー。